動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Excel(バージョン2109 ビルド14430.20306 Microsoft Store)
Excelライブラリには、表示状態を取得・設定するVisibleプロパティの用意されているクラスが複数あります。
上図は、オブジェクトブラウザーでライブラリをExcelに限定して「Visible」を完全一致検索した結果です。
その戻り値は、Excelの機能の豊富さと歴史が関係して、論理値・MsoTriState型・XlSheetVisibility型・Variant型の4種類があります。
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どのクラスのVisbleプロパティが、何を返すのか眺めたかったので、戻り値で分類した一覧を作成しておきます。
戻り値が論理値のVisibleプロパティを持つクラス
以下のクラスに用意されているVisibleプロパティは、戻り値が論理値(Boolean)です。
- Application
- ChartObject
- ChartObjects
- Comment
- Name
- OLEObject
- OLEObjects
- Phonetic
- Phonetics
- PivotItem
- ProtectedViewWindow
- SparkColor
- Window
戻り値がMsoTristate型のVisibleプロパティを持つクラス
以下のクラスに用意されているVisibleプロパティは、戻り値がMsoTristate型です。
- FillFormat
- LineFormat
- ShadowFormat
- Shape
- ShapeRange
- ThreeDFormat
戻り値がXlSheetVisibility型のVisibleプロパティを持つクラス
以下のクラスに用意されているVisibleプロパティは、戻り値がXlSheetVisibility型です。
- Chart
- Worksheet
当然にグラフシートとワークシートを表すオブジェクトだけです。
戻り値がVariant型のVisibleプロパティを持つクラス
以下のクラスに用意されているVisibleプロパティは、戻り値がVariant型です。
- Charts
- Sheets
- Worksheets
シート関連のコレクションオブジェクトはVariantです。
最終更新日時:2021-11-10 06:09
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