動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Excel(バージョン2108 ビルド14326.20238 Microsoft Store)
Excel VBAで、何らかの操作対象を選択するためのSelectメソッドを持つクラスは、たくさんあります。
オブジェクトブラウザーで、ライブラリを「Excel」に限定して「Select」を完全一致検索すると、上図のとおりです。
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Excel VBAのSelectメソッドは2種類に分類できる
たくさんのクラスに存在するSelectメソッドですが、実は大きく2種類に分類できます。
引数Replaceを指定できるSelectメソッドと、
引数を指定できないSelectメソッドの2種類です。
Excel VBA全体で個数が多いのは、引数Replaceを指定できないほうのSelectメソッドです。
引数Replaceを指定できるSelectメソッドを持つクラス一覧
どのようなクラスのSelectメソッドが、引数Replaceを指定できるのか眺めたかったので、一覧を作成してみました。
- Chart
- ChartObject
- ChartObjects
- Charts
- OLEObject
- OLEObjects
- Shape
- ShapeRange
- Sheets
- Worksheet
- Worksheets
コレクションではない単独のオブジェクトのSelectメソッドに引数Replaceを指定できれば良さそうなものですが、そうではありません。
- ChartObjects
- Charts
- OLEObjects
- Sheets
- Worksheets
といったコレクションのSelectメソッドでも、引数Replaceを指定できる点に、Excel VBAの歴史を感じます。
最終更新日時:2021-10-19 06:53
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