動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Excel(バージョン2212 ビルド15928.20216 Microsoft Store)
Excel VBAのもっとも基本的な操作対象であるExcelライブラリの場合、何らかの削除を行うメソッドには「Delete」という名前がつけられているケースがほとんどです。
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オブジェクトブラウザーで「Delete」を完全一致検索すると、下図のように多くのオブジェクトにDeleteメソッドが用意されていることを確認できます。
ですが、一部のメソッドには「Delete」ではなく「Remove」を含む名前がつけられています。
どのようなオブジェクトに、どのようなRemove〇〇メソッドが用意されていて、どのような引数を指定するのか等を眺めたかったので、一覧を作成しておきます。
オブジェクト | 「Remove」を含むメソッド | 引数 |
---|---|---|
ControlFormat | RemoveAllItems | なし |
ControlFormat | RemoveItem | Index As Long, [Count] |
Range | RemoveDuplicates | [Columns], [Header As XlYesNoGuess = xlNo] |
Range | RemoveSubtotal | なし |
SlicerPivotTables | RemovePivotTable | PivotTable |
Workbook | RemoveDocumentInformation | RemoveDocInfoType As XlRemoveDocInfoType |
Workbook | RemoveUser | Index As Long |
ほとんどのメソッドが「Sub 〇〇()」と定義されているため戻り値はありませんが、RangeオブジェクトのRemoveSubtotalメソッドのみ
Function RemoveSubtotal()
と定義されています。
最終更新日時:2024-01-22 16:15
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