動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Excel(バージョン2112 ビルド14729.20260 Microsoft Store)
Excel VBAには、Positionプロパティを持つオブジェクトが複数あります。
上図は、オブジェクトブラウザーでライブラリを「Excel」に限定して「Position」を完全一致検索したものです。
同じ「Position」という名前のプロパティですが、その戻り値は、さまざまです。
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どのオブジェクトのPositionプロパティが、何を返すように定義されているのかを眺めたかったので、戻り値ごとに並べた一覧を作成しておきます。
Positionを持つオブジェクト | 戻り値 |
---|---|
ColorStop | Double |
CubeField | Long |
PivotItem | Long |
PivotLine | Long |
PivotVield | Variant |
AxisTitle | XlChartElementPosition |
ChartTitle | XlChartElementPosition |
DisplayUnitLabel | XlChartElementPosition |
PlotArea | XlChartElementPosition |
DataLable | XlDataLabelPosition |
DataLables | XlDataLabelPosition |
Legend | XlLegendPosition |
ほとんどのPositionプロパティが取得だけでなく設定も可能ですが、PivotLineオブジェクトに用意されているPositionだけ、
オブジェクトブラウザーの詳細ペインに「読み取り専用」表示があるとおり、設定はできないプロパティです。
最終更新日時:2022-01-28 09:34
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