「Excel 4.0 マクロとは」というネタで、[挿入]ダイアログにある[Excel 4.0 マクロ]アイコンについてご紹介しました。
現在はVBE(Visuala Basic Editor)上で、VBA(Visual Basic for Applications)を使って記述して作成するマクロが、以前は違う方法で作成していて、そのときに利用していたのが、[挿入]ダイアログの[Excel 4.0 マクロ]を選択して挿入されるマクロシートであるということでした。
ここでは、実際に4.0マクロをどのように記述し、どう実行するのかをご紹介します。
(メモ帳を起動するマクロを記述する例)
マクロシートを挿入
↓
A1セルに「メモ帳起動」と記述
↓
A2セルに「=EXEC("notepad.exe",1)」と記述
↓
A3セルに「=RETURN()」と記述
VBAならば
Sub ExecNotepad()
Call Shell("notepad.exe", vbNormalFocus)
End Sub
とでも記述するところでしょう。
(上記で作成したメモ帳を起動するマクロを実行する例)
上記マクロシートのA1セルを選択
↓
メニュー[ツール]−[マクロ]−[マクロ]をクリック
↓
[マクロ]ダイアログ−[マクロ名]欄に「A1」と表示されていることを確認し、[実行]ボタンをクリック
以上の操作でメモ帳が起動します。
4.0マクロについてのドキュメントは、今後どんどん減っていくとは思いますが、Microsoftサポートオンラインで、「マクロを使おう 関数」を検索すると以下のようなサンプルをみつけることができます。
・マクロを使おう - SELECT 関数
・マクロを使おう - EXEC 関数
・マクロを使おう- GET.CELL 関数の応用
・マクロを使おう − INPUT 関数
・マクロを使おう - FORMULA 関数
4.0マクロに興味がある方はこういった文書を読んでみてください。但し、4.0マクロがいつまでサポートされるかは不明で、遠くない将来に使えなくなってしまう可能性があることはご承知おきください。
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