それほど出番はありませんが、定数や数字などの末尾につけて、どのようなデータ型なのかを明確にする「型宣言文字」がVBA(Visual Basic for Applications)に用意されています。
ヘルプでそれぞれの型から、型宣言文字を確認することはできるのですが、一覧で確認したいということがありますので、型宣言文字と型の一覧を作成しておきます。
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型宣言文字の一覧
型宣言文字 | 型 | サイズ |
---|---|---|
% | Integer・整数型 | 2バイト |
& | Long・長整数型 | 4バイト |
! | Single・単精度浮動小数点型 | 4バイト |
# | Double・倍精度浮動小数点型 | 8バイト |
@ | Currency・通貨型 | 8バイト |
$ | String・文字列型 | 文字列の長さ (可変長の場合+10バイト) |
型宣言文字の効果を確認するサンプルマクロ
以下のマクロを実行すると、型宣言文字の効果を確認できます。
Sub 型宣言文字の効果を確認する()
Debug.Print "1", TypeName(1)
Debug.Print "1&", TypeName(1&)
Debug.Print "0.1", TypeName(0.1)
Debug.Print "0.1@", TypeName(0.1@)
型宣言文字がついていない場合「1」はInteger、「0.1」はDoubleとなりますが、型宣言文字を付けて「1&」とすればLong、「0.1@」とすればCurrencyにできることを確認できます。
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