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Excel VBAのSelectionはどのオブジェクトに用意されているのか

動作検証バージョン:Windows 11 Home + 64bit Excel バージョン 2503(ビルド18623.20156クイック実行)

Excel VBAのActiveCellが、アクティブなセルを表す1個のRangeオブジェクトを返すプロパティで、ApplicationオブジェクトやWindowオブジェクトに用意されていることなどを記事にしています。

ActiveCellプロパティと同様によく使われるSelectionプロパティが、どのオブジェクトに用意されているかについても触れておきます。

オブジェクトブラウザーで「Selection」を完全一致検索すればわかるとおり、Selectionプロパティも、Excel.ApplicationオブジェクトとExcel.Windowオブジェクトにのみ用意されています。

ActiveCellプロパティと同じです。

ここでより重要なのは、Excel.Windowオブジェクトに用意されているということです。

拙著『Excel VBAユーザーのためのWord VBA入門』の、「chapter 7. WordにはSelectionオブジェクトがある」では、2系統の階層構造について触れています。
ファイルの構造に対応する階層構造のオブジェクトと、表示状態や人間の操作に強く影響される階層構造のオブジェクトの2系統です。

SelectionプロパティもActiveCellプロパティと同様に、表示状態や人間の操作に強く影響される階層構造に属していることを知ると、Excel VBAについての理解が深まると、私は考えています。

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