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VBAで「:=」(コロン・イコール)ってどういう意味?-名前付き引数

対象:Excel97, Excel2000, Excel2002, Excel2003

VBA(Visual Basic for Applications)を勉強しはじめて、書籍やWeb上のサンプルをあちこち見始めたようなレベルの方から、ときどきいただく質問があります。

VBAのサンプルソースを見ていたら、「:=」(コロンとイコール)という記号があるのですが、これは何でしょう?何を意味しているのでしょうか?
といったご質問です。

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オブジェクトのメソッドを利用するときや、プロパティに値をセットするときなどに、引数を指定することがあります。

引数の指定方法には、標準引数と名前付き引数という2種類の方法があります。

▼標準引数を使った例
WorkSheets.Add ,,5

▼名前付き引数を使った例
WorkSheets.Add Count:=5

上記のコードはいずれも、アクティブなシートの左側に5枚のワークシートを追加する処理をしてくれます。

標準引数(名前なし引数)を使うと、枚数を指示する引数は第3引数であるために、「5」の前に「,」(カンマ)を2つ入力してやる必要があります。

ところが名前付き引数を使えば、どこに記述してもよくなり、無駄に「,」を入力する必要もなくなります。

あとからソースを読むときにも、名前付き引数の方が、何をやろうとしているのかわかりやすくなります。

「WorkSheets.Add ,,5」では、WorkSheetオブジェクトのAddメソッドの第3引数が何を指定すべきものなのかを知っていなければ、「5」というのが何を意味しているのかはわかりません。けれど名前付き引数を使って「Count:=5」と記述されていれば、枚数が5枚だなということがわかりやすくなります。

「:=」とは、名前付き引数を利用するときに使う記号で、「:=」の左側に引数名を指示し、右側に引数の値を記述するのだということです。

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