動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Excel(バージョン2108 ビルド14326.20248 Microsoft Store)
Excel VBAには、上図のとおりShadowプロパティを持つオブジェクトが複数あります。
上図はオブジェクトブラウザーでライブラリを「Excel」に限定して「Shadow」を完全一致検索した状態です。
Shadowプロパティの戻り値は2種類
これらShadowプロパティは2種類に分類できます。
戻り値がBooleanであるShadowプロパティと、
戻り値がShadowFormatオブジェクトであるShadowプロパティの2種類です。
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ちなみにShadowFormatオブジェクトには、下図のようなプロパティ・メソッドが用意されています。
どのオブジェクトのShadowプロパティがBooleanを返し、どのオブジェクトのShadowプロパティがShadowFormatを返すのかが気になったので一覧を作成してみました。
戻り値がBooleanであるShadowプロパティを持つオブジェクト一覧
以下のオブジェクトに用意されているShadowプロパティが、Booleanを返します。
- AxisTitle
- ChartArea
- ChartObject
- ChartTitle
- DataLabel
- DataLabels
- DisplayLabel
- Legend
- LegendKey
- OLEObject
- OLEObjects
- Point
- Series
ほとんどがグラフに関連するオブジェクトで、Microsoftも今ならば、名前を「Shadow」ではなく「HasShadow」にしただろうなと感じます。
戻り値がShadowFormatであるShadowプロパティを持つオブジェクト一覧
以下のオブジェクトに用意されているShadowプロパティは、ShadowFormatオブジェクトを返します。
- ChartFormat
- Shape
- ShapeRange
最終更新日時:2021-12-09 15:18
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