動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Excel(バージョン2011 ビルド13426.20308 Microsoft Store)
VBAでコレクションはFor Each~Nextループで処理できます。Excel VBAでも、Access VBAでも、Word VBAでも、PowerPoint VBAでも。
ということは、コレクションの要素である単独のオブジェクトは、自分の次の要素や前の要素を取得できてもおかしくありません。理論的には。
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Excel VBAでは、コレクションの要素であるオブジェクトの中には、次の要素に該当するオブジェクトを取得するためのNextプロパティ(またはNextメソッド)、前の要素に該当するオブジェクトを取得するためのPreviousプロパティ(またはPreviousメソッド)を持つものが存在します。
ただし、コレクションの要素に該当するすべての単独のオブジェクトに、NextやPreviousが用意されているというわけでもありません。ということで、NextやPreviousを持つExcel VBAのクラスとその戻り値などを一覧にしておきます。
Next・Previousを持つ Excelのクラス | 種別 | 戻り値 |
---|---|---|
Chart | プロパティ | Object |
Comment | メソッド | Comment |
CommentThreaded | メソッド | CommentThreaded |
Range | プロパティ | Range |
Worksheet | プロパティ | Object |
こうして一覧にしてみると、何となく思っていたよりも随分少ないと感じます。
最終更新日時:2021-09-09 16:09
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