動作検証バージョン:Windows 11 Home + 64bit Excel バージョン 2410(ビルド18028.20004クイック実行)ベータチャネル
Excel VBAのPhoneticsコレクションと、
その要素であるPhoneticオブジェクトには、
同じプロパティがいくつか用意されています。
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どのプロパティが両方にあって、どれがPhoneticsコレクションにしかないのかを簡単に確認したかったので、一覧を作成しておきます。
Phoneticsコレクション | Phoneticオブジェクト | 戻り値 |
---|---|---|
Add | - | 無し |
Alignment | Alignment | Long |
Application | Application | Application |
CharacterType | CharacterType | Long |
Count | - | Long |
Creator | Creator | XlCreator |
Delete | - | 無し |
Font | Font | Font |
Item | - | Object |
Length | - | Long |
Parent | Parent | Object |
Start | - | Long |
Text | Text | String |
Visible | Visible | Boolean |
AddとDeleteのみがメソッドで、他はプロパティです。
Excel VBAの場合、コレクションのAddメソッドの戻り値はコレクションの要素であるオブジェクトであることが多いのですが、Phonetics.Addメソッドには戻り値がありません。
また、Phonetics.Itemプロパティの戻り値は「As Phonetic」ではなく「As Object」と定義されています。
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