「vba collection 中身の確認方法」
といった検索キーワードで、時折アクセスがあります。
VBAのCollectionオブジェクトの中身を確認する方法を、探していた方による検索です。
「中身」と表現されているのが何なのか不明ですが、拙著『いちばんやさしいExcel VBAの教本』でも多用している、ローカルウィンドウを使った確認を、まずはおすすめします。
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Collectionの中身を確認するサンプル
以下のようなSubプロシージャを用意して、ローカルウィンドウを表示した状態でステップ実行を行ってみてください。
Sub CollectionのItemを確認しよう()
Dim coll As Collection
Set coll = New Collection
coll.Add "松"
coll.Add "竹"
coll.Add "梅"
End Sub
Dim coll As Collection
Set coll = New Collection
coll.Add "松"
coll.Add "竹"
coll.Add "梅"
End Sub
CollectionオブジェクトのAddメソッドを使って、要素を追加するだけのSubプロシージャです。
ローカルウィドウを表示した状態でステップ実行すると、Addメソッドを実行する毎にItemが増え、どのようなデータが格納されているのかを確認できます。
上記のSubプロシージャを、ステップ実行する様子を動画にしていますので、ご覧ください。→ YouTube「VBAのCollectionの中身を確認する」Itemが増えるタイミングに注目
ローカルウィドウでCollectionオブジェクトの中身を確認できることを理解したら、Itemが増えるタイミングにも注目してください。特に配列との違いを意識してください。
Collectionも配列も、同じようにループ処理が可能ですが、Collectionの場合はAddメソッドを実行する時点でItemが増えるのに対し、配列の場合はデータを格納する前に空のItemを用意しておかなければなりません。
最終更新日時:2020-09-25 21:06
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