MDBファイルに、CSVファイルや、Excelのワークシートからデータをインポートするというのは、実務の中でよく行われる行為です。
メニュー[ファイル]−[外部データ]−[インポート]をクリックすると、[インポート]ダイアログが表示され、ファイルを選択するとファイルの種類に応じたウィザードが起動します。
CSVファイルやタブ区切りファイルなどのテキストファイルを選択すれば、[テキストインポートウィザード]が起動し、Excelファイルを選択したときは、[ワークシートインポートウィザード]が起動します。
あとはウィザードに従って、
1.データが区切り記号付き形式か、固定長かの選択
2.区切り文字、区切り位置の指定
3.インポート先テーブルの指定
4.各フィールドの設定
5.主キーの指定
を行っていきます。
このインポートウィザードで、フィールドの設定ができない不具合(バグ)があるようです。
[ウィザード]ダイアログ上で設定ができるのが、本来の仕様のようですが、実際には[ウィザード]ダイアログ上で指定することができません。
[テキストインポートウィザード]ダイアログには[設定]ボタンがあるので、このボタンをクリックして表示される[...インポート定義]ダイアログでフィールドの設定をする必要があります。
このことはMSKKのサイトでも回避策として紹介されています。
けれども、Excelファイルを選択したときに起動する[ワークシートインポートウィザード]では、[設定]ボタンがないので、回避策:「インポート ウィザードで各フィールドの設定を行う場合は、インポート ウィザードで [設定] ボタンをクリックします。」を行うことはできません。
ウィザードの中でフィールド設定を行いたいのであれば、Excelファイルから直接インポートするのではなく、一旦Excelからテキストファイルにエクスポートして、そのテキストファイルインポート時にフィールドの設定をするしかなさそうです。
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