対象:Access
インターネットを利用したパソコンの個人指導・サポートもやっていることから、かなりパソコンに慣れた方からご質問をいただくことも少なくありません。
先日、 Accessにかなり慣れた方から、こんな質問をいただきました。
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「元のテーブルからいくつかのフィールドを表示する選択クエリを作ったんですが、なぜかテーブルの全フィールドが表示されてしまうのです...」
▼操作手順 : クエリの全フィールドプロパティを設定する
クエリをデザインビューで開く
↓
画面上部の[フィールドリスト]以外のグレーの部分をクリック
↓
メニュー[表示]−[プロパティ]をクリック
↓
[クエリプロパティ]−[全フィールド表示]プロパティを、「はい」にする
[全フィールド表示]プロパティが「はい」になっていると、クエリのもとになっているテーブルなどデータソースの、全てのフィールドが表示されるようになるのです。
クエリをデザインビューで開く
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画面上部の[フィールドリスト]以外のグレーの部分をクリック
↓
メニュー[表示]−[プロパティ]をクリック
↓
[クエリプロパティ]−[全フィールド表示]プロパティを、「はい」にする
ご質問いただいた方は、「いいえ」となっていたプロパティを「はい」に変更してしまったのでしょう。
初期状態では[全フィールド表示]プロパティの既定値は「いいえ」ですが、[オプション]ダイアログ−[テーブル/クエリ]タブの、[すべてのフィールドを表示(する)]チェックがOnになっていると、既定値が「はい」に変更されます。
実は私もこのプロパティ、使ったことなかったのですが、Accessのヘルプには、
"OutputAllFields/全フィールド表示" プロパティに [Yes/はい] を設定すると、並べ替えを行うフィールドや条件を指定するフィールドのみをデザイン グリッドで指定すればよいことになります。
という記述があります。
クエリのデザイングリッドに大量のフィールドが並ぶと保守性が悪くなるから、グリッドには最低限のフィールドを表示させて[全フィールド表示]プロパティを使うといいですよ、ということです。
でも、、、全フィールドを表示させるクエリを作ることってそんなにあるのかなぁ、というが私の正直な気持ちです。
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