対象:Access
データベースを設計するときに、フィールドのデータ型をどうするかというのは悩むところです。
例えば、
顧客データベースを作るときには、顧客コードというような名称の主キーとなるフィールドを作ることになるわけですが、「000001」というようなコードに決定した場合、テキスト型派の人と数値型派の人がいると思います。
[スポンサードリンク]
それぞれに言い分があって、最終的には関連する既存システムや、将来の可能性、アプリケーションの設計方針などから結論を出すことになります。
このとき、数値型に決定すると桁揃えという処理が必要になります。
「000001」と入力したところで、数値型の場合「1」という値にしかなりませんから、「000001」と表示させる処理です。
▼操作手順 : 数値型データで頭に0をつけ桁そろえを行う
(「000001」と表示させる例です)
テーブルをデザインビューで開く
↓
桁を揃えたい数値型データのフィールドを選択
↓
[フィールドプロパティ]−[書式]に「000000」と入力
テーブルではじめにこの書式設定を行っておけば、クエリやフォームにもこの書式設定が引き継がれます。(「000001」と表示させる例です)
テーブルをデザインビューで開く
↓
桁を揃えたい数値型データのフィールドを選択
↓
[フィールドプロパティ]−[書式]に「000000」と入力
個々のクエリやフォームで設定もできますが、はじめにテーブルで設定してしまう方が楽でしょう。
関連語句
数字の前に0表示, 0を表示したい, 0で桁をそろえる, ゼロサプレスしない, 頭のゼロを表示する, 上位のゼロを表示したい, 文字列のゼロを表示する, 数字を2桁で表示したい, 数字の桁数をそろえたい
[スポンサードリンク]
- Newer:表の横に本文の文字を入れたい
- Older:Excelで入力規則のリスト用データを別シートにまとめる
Home » Access(アクセス)の使い方 » 桁の揃った数値を扱う