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対象:Access

Accessでデータの抽出をするには本来的にはクエリを使うわけですが、一時的にデータの絞り込みをするには、フィルタ機能を使うのが便利です。

選択フィルタであれば、抽出条件としたい文字列を選択しておいて、[標準]ツールバーの[選択クエリ]ボタンをクリックするだけで、データの絞り込みができるわけですから、クエリのデザインビューで抽出条件をキーボードから入力してクエリ実行するより操作は簡単です。

で、そんな簡単なフィルタ操作をしていて、その抽出条件が恒常的に使う価値があると判断された場合には、クエリとして保存をしておく必要があります。

フィルタの抽出条件をクエリとして保存するときに、どんな操作をしてらっしゃいますか?

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まったく新たにクエリを成して、フィルタを参考にしながら選択条件を入力するという操作をしてらっしゃる方もいるようですが、フィルタを簡単にクエリとして保存する方法があります。
▼操作手順:フィルタをクエリとして保存する
フィルタの実行後、
メニュー[レコード]−[フィルタ]−[フィルタ/並べ替えの編集]をクリック
 ↓
クエリのデザインビューと同じ見た目のフィルタデザイン用ビューが表示
 ↓
メニュー[ファイル]−[クエリとして保存]
 ↓
[クエリとして保存]ダイアログにクエリ名を入力して[OK]ボタンをクリック

テーブルのデータシートビューでフィルタを実行していて、その結果をクエリとして保存する場合には、フィルタを参考にしながら全く新規クエリを作るよりずっと楽じゃないかと思います。

ただし、クエリのデータシートビューでフィルタを実行してから、クエリとして保存を行なうときは注意が必要です。この場合元となるオブジェクト(FROM句の部分)は元々のテーブルではなく、あくまでもフィルタを実行していたクエリとなりますので、FROM句をテーブルにしておきたい場合は、別途修正作業が必要となります。
クエリのデータシートビューでフィルタリングした結果を、元のオブジェクトをテーブルの状態で保存したい場合には、ここでご紹介したクエリ保存よりも、クエリをコピーして抽出条件を指定する方がおそらく便利でしょう。

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