対象:Access
Accessを使う場合、データの入力や更新などを行うにはフォームを作成しておいて、そのフォームから操作することが多いとは思いますが、場合によってはテーブルで直接データ入力することもあるでしょう。
そんなときでもちょっと手を加えるだけで入力の手間が減ったりします。
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ささいなことですが住所録用データ入力をするような場合に、IMEの制御(入力モードや変換モードの変更)をしてやると、入力する方の負担は少なくなります。
▼操作手順 : テーブルでIME制御設定を行う
(「住所録」テーブルの「氏名」フィールドにIME制御設定を行う例)
[データベースウィンドウ]−[テーブル]をクリック
↓
「住所録」テーブルを選択
↓
[データベースウィンドウ]−[デザイン]をクリック
↓
デザインビューで表示された「住所録」から「氏名」フィールドを選択
↓
[フィールドプロパティ]欄−[標準]タブをクリック
([フィールドプロパティ]はテーブルのデザインビューの左下の部分です)
↓
[IME入力モード]欄−[オン]を選択
↓
[IME変換モード]欄−[人名/地名]を選択
↓
メニュー[ファイル]−[上書き保存]をクリック
↓
メニュー[ファイル]−[閉じる]をクリック
これでIMEの制御設定ができたので、「住所録」テーブルを開いてカーソルを移動すると、「氏名」フィールドにカーソルがあるときにはIMEがオンに、変換モードが[人名/地名]になります。
(「住所録」テーブルの「氏名」フィールドにIME制御設定を行う例)
[データベースウィンドウ]−[テーブル]をクリック
↓
「住所録」テーブルを選択
↓
[データベースウィンドウ]−[デザイン]をクリック
↓
デザインビューで表示された「住所録」から「氏名」フィールドを選択
↓
[フィールドプロパティ]欄−[標準]タブをクリック
([フィールドプロパティ]はテーブルのデザインビューの左下の部分です)
↓
[IME入力モード]欄−[オン]を選択
↓
[IME変換モード]欄−[人名/地名]を選択
↓
メニュー[ファイル]−[上書き保存]をクリック
↓
メニュー[ファイル]−[閉じる]をクリック
この制御を、例えば「電話番号」フィールドならば[IME入力モード]をオフにするなど必要に応じて設定してやればいいのです。
ちなみに、ここで設定したフィールドのプロパティは、このテーブルを元にしてフォームを作成する場合にはフォームでも自動的に設定されます。
テーブルでIMEの制御設定をしておくことは、フォーム作成時の手間を減らす意味からも便利じゃないかと思います。
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