対象:Excel2000,Excel2002,Excel2003,Excel2007
先日このサイトで
「元金均等返済 元金分 計算 関数」
という検索が行われてるのに気付きました。
元金均等返済を行うときの1回あたりの返済額のうち元金分の計算をする関数を知りたい、という方の検索でしょうが、元金均等返済時の返済額のうち元金分の計算をするのに関数は使いません。
住宅ローン等の返済方法には大きく分類して、
- 元利均等返済
- 元金均等返済
元利均等返済は、返済額(元金部分と利息部分の合計額)が、返済しているあいだ一定です。
元金均等返済は、返済額のうち元金部分が、返済しているあいだ一定です。
元金均等返済は、返済期間を通じて元金を均等に返済していく方法ですから、1回あたりの返済額のうち元金部分の計算はとても簡単です。
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割り算するだけです。
▼操作概要:元金均等返済の元金分を計算する
借入総額を返済回数で割り算する
借入総額を返済回数で割り算する
3,500万円の住宅ローンを組んで、30年(360か月)の元金均等返済にしたのなら1回あたりの返済額のうち元金分は、
「3,500万円 ÷ 360」
で計算できます。
Excelの数式にするなら
「=35000000/360」
です。
元金均等返済の、利息分計算もローン残額に利率を掛け算すれば計算できますが、ISPMT関数を使うほうが簡単に計算できます。
このサイトではISPMT関数について以下のようなネタをご紹介していますので、よろしければあわせてご参照ください。
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