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ローン返済予定表・償還表に返済累計額を表示する

対象:Excel2002, Excel2003, Excel2007

ローンの返済予定表・償還表を作成する方法をご紹介してきました。

これまでご紹介したネタの中で、最低限必要な部分は完成していますが、改良点もあります。

支払った利息の累計額や、返済額の累計などは、返済予定表・償還表に入っているほうが便利でしょう。

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今回は、ご紹介してきた、ローン返済表・償還表に、返済額(元利合計)の累計、返済額(元金分)の累計、返済額(利息分)の累計を表示する方法をご紹介します。

▼操作手順:返済額(元利合計)の累計、返済額(元金分)の累計、返済額(利息分)の累計を計算する

※D3:D242セルに返済額(元利合計)
 F3:F242セルに返済額(元金分)
 H3:H242セルに返済額(利息分)
が表示されているときに、
 E3:E242セルに返済額(元利合計)の累計
 G3:G242セルに返済額(元金分)の累計
 I3:I242セルに返済額(利息分)の累計
を計算する例

E3セルに「=SUM($D$3:D3)」という数式を入力
 ↓
E3セルをE242セルまでオートフィル
 ↓
G3セルに「=SUM($F$3:F3)」という数式を入力
 ↓
G3セルをG242セルまでオートフィル
 ↓
I3セルに「=SUM($H$3:H3)」という数式を入力
 ↓
I3セルをI242セルまでオートフィル

このサイトでは既に、絶対参照と相対参照を組み合わせて累計を計算できることをご紹介しています。

この数式を利用すればOKです。

オートフィル操作は、ドラッグしたければ止めませんが、私ならダブルクリックで楽に終わらせます。

▼サンプルファイル(003459.xls 305KByte)ダウンロード

サンプルファイルの、
「PPMT関数&IPMT関数_累計あり」シート
「PMT関数_累計あり」シート
が、今回ご紹介した累計を表示してあるシートです。

「PPMT関数&IPMT関数」シート
「PMT関数」シート
は既にご紹介した累計を入れる前の状態です。

「PPMT関数&IPMT関数」シート
「PMT関数」シート
から、今回ご紹介した方法を試すのであれば、まずE列・G列・I列に空白列を挿入してから、上記の操作手順を実行してください。

空白列を挿入するには、
E列を選択して右クリックしてショートカットメニューから[挿入]
G列を選択して右クリックしてショートカットメニューから[挿入]
I列を選択して右クリックしてショートカットメニューから[挿入]
を繰り返してもいいですし、同じ操作を繰り返すショートカットキー[F4]を使って
E列を選択して右クリックしてショートカットメニューから[挿入]
G列を選択して[F4]キー
I列を選択して[F4]キー
とすれば、総アクション数を、少しですが減らせます。

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