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財務関数のFV関数とPMT関数について何度かご紹介してきました。
- FV関数
- PMT関数
「FV関数とPMT関数の違いがよくわからないのですが...?」
というご質問をいただくことがあります。
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投資とか、貯蓄とか、ローンとかに慣れている方ならそうでもないのでしょうが、そうでない方の場合、FV関数・PMT関数それぞれの使い方などを理解できたとしても、ふと
「あれ・・?結局FV関数とPMT関数って何が違うんだっけ?」
といった疑問がわいてくることがあるようです。
こういう場合、FV関数とPMT関数をまとめた図を作成してみるといいんじゃないかと、私は考えています。
FV関数(複利運用後の将来額) | ||||
10万円 | → | → | → | 【?】円 |
↑ | ↑ | ↑ | ||
0円 | 0円 | 0円 | ||
FV関数(積み立てたときの将来額) | ||||
0円 | → | → | → | 【?】円 |
↑ | ↑ | ↑ | ||
10万円 | 10万円 | 10万円 | ||
PMT関数(借金をしたときの毎回の返済額) | ||||
10万円 | → | → | → | 0円 |
↑ | ↑ | ↑ | ||
【?】円 | 【?】円 | 【?】円 | ||
PMT関数(積立てするときの毎回の積立額) | ||||
0円 | → | → | → | 10万円 |
↑ | ↑ | ↑ | ||
【?】円 | 【?】円 | 【?】円 |
この図は左から右に時間が流れていて、一番左の金額がはじめ(現在)の金額、一番右の金額が将来の金額です。
→
1本が1年、
↑
10万円
を10万円を積み立てたり、返済することを意味していると考えてみてください。
そして、「【?】円」の部分が、FV関数やPMT関数で求められる値です。
FV関数は一番右の数値が「【?】円」となっていて、将来の額がFV関数で求められるということを表しています。
PMT関数は途中の「↑」の下の数値が「【?】円」になっていて、積立額や返済額がPMT関数で求められることを表しています。
FV関数とPMT関数の説明を個別に理解しただけだと、FV関数とPMT関数の違いがわからなくなるということもあるでしょうが、それぞれの機能を理解した上でまとめてみるとその違いがご理解いただけるんじゃないかと考えています。
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