[Shift]+方向キー/[Ctrl]+[Shift]+方向キーによる、セル範囲選択をご紹介しました。
大きな表を扱う場合には、特に知っておきたいショートカットキーが他にもあります。
ショートカットキーでアクティブセル領域を選択する
表全体を選択するショートカットキーです。
[Ctrl]キー+[Shift]キー+[*]キーを押す
※テンキーの[*]キーを使う場合[Shift]キーは不要
ここでは「表全体」と記述しましたが、Excelの用語では「アクティブセル領域」と呼びます。
Excel 2003のヘルプにはアクティブセル領域について、
選択しているセルまたはセル範囲から、すべての方向の最初の空白行または空白列までの領域が、アクティブ セル領域になります。」
という記述があります。
ジャンプダイアログからアクティブセル領域を選択
このアクティブセル領域の選択ですが、[ジャンプ]ダイアログを使って操作すると以下のような手順となります。
[Ctrl]+[G]を押す
↓
[ジャンプ]ダイアログ
−[セル選択]ボタンをクリック
↓
[選択オプション]ダイアログ
−[アクティブセル領域]オプションボタンをOnに
↓
[選択オプション]ダイアログ
−[OK]ボタンをクリック
ダイアログから更にダイアログを表示するという、手間の多い手順ですから、よく使うのであればショートカットキー[Ctrl]+[Shift]+[*]を利用するほうが、はるかに便利です。
勿論、[Ctrl]+[Shift]+[*]キーでアクティブセル領域を選択した後に、[Shift]+方向キーや[Ctrl]+[Shift]+方向キーで、選択範囲を変更することも可能です。
大きな表を選択する際にドラッグで苦労していたという方は、是非マスターしていただきたいショートカットキーです。
最終更新日時:2020-09-12 03:52
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