範囲選択をするときに、ドラッグで苦労された方は少なくないはずです。
広い範囲を選択しようとしてマウスをドラッグ、スクロールする画面をずっと見つめ「ここだ」と思ってマウスを動かすものの、行き過ぎ。
マウスボタンから手を離していなければいいのですが、うっかり手を離してしまっているので、またはじめから選択し直し。
[Shift]キー+方向([↑][↓][←][→])キー
この操作がキーボードで範囲指定するときの基本です。
方向キーを押すたびに選択範囲が1行または1列づつ変化します。
[Ctrl]キー+[Shift]キー+方向([↑][↓][←][→])キー
[Ctrl]+方向キーを押すとデータの途切れるセルまでジャンプする機能がありますが、それに[Shift]キーを組み合わせることで、データの途切れるセルまでの範囲を一気に選択できるわけです。
ですからたとえば表全体を選択したい場合、一番左上のセルを選択しておいてから、[Ctrl]+[Shift]+[→]キーで1行目全体を選択し、次に[Ctrl]+[Shift]+[↓]キーを押せばいいわけです。
[Ctrl]キーを組み合わせた範囲選択では、自分が期待しているところとは微妙に違う箇所が選択されてしまうこともありますが、そんな場合は先の[Shift]キー+方向([↑][↓][←][→])キーで微修正をしましょう。
[Ctrl]キー+[Home]キーや、[Ctrl]キー+[End]キーなどに[Shift]キーを組み合わせることでも範囲選択できます。
どんな選択が行われるかは是非試してみてください。
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