Home » Excel(エクセル)の使い方 » キーボード操作 » 今日の日付が更新されないように−F9キー/Ctrl+;キー

今日の日付が更新されないように−F9キー/Ctrl+;キー

対象:Excel97, Excel2000, Excel2002, Excel2003, Excel2007

TODAY関数を使って今日の日付を自動的に入力するというのは、Excelの基本的な使い方の一つです。

そんなTODAY関数の使い方をご存じの方から
「TODAY関数で自動的に入力された今日の日付が更新されないようにするにはどうしたらいいのでしょう?」
といったご質問をいただくことがよくあります。

2008年3月5日に、A1セルへTODAY関数を入力すれば、その日「2008年3月5日」が表示されます。(「3月5日」「2008/3/5」など、セルの書式設定によってどんな表示になるかは様々です。)

そのExcelファイルを保存しておいて、翌日2008年3月6日に開いたとしたら、A1セルには「2008年3月6日」が表示されます。

今日の日付を取得するTODAY関数が入力されるのですから、当然のことです。

しかし実務では、日付が自動的に更新されてしまっては困るということがあります。

そんなときに先のようなご質問をいただくわけです。

[スポンサードリンク]

解決方法はいくつか考えられます。

TODAY関数を利用したいということなら、計算結果だけを残すという方法があります。

▼操作手順:TODAY関数によって自動的に入力された今日の日付が更新されないようにする
※A1セルにTODAY関数が入力されているときに2008年3月5日の日付を残す例

TODAY関数の入力されている
 A1セルを選択後[F2]キーを押す
 ↓
[F9]キーを押す
 ↓
「39512」というシリアル値が表示されたことを確認後
 [Enter]キーを押す

以前、計算式ではなく計算結果を残す方法をご紹介しましたが、その[F9]キーを利用する操作です。

セル内にカーソルがある状態で[F9]キーを押した瞬間に、TODAY関数からTODAY関数で取得されている今日の日付のシリアル値に変換されます。

「39512」と表示されるのが「2008年3月5日」のシリアル値です。(別の日に実行すればもちろん別のシリアル値が表示されます。)

TODAY関数が入力されていたセルなので、日付書式が設定されているでしょうから、[Enter]キーを押して確定すれば、シリアル値から「2008年3月5日」などの日付表示になるはずです。

万一正しい日付表示にならないようなときは、[セルの書式設定]ダイアログ−[表示形式]タブなどから、日付書式を設定してください。


そもそもTODAY関数を利用しないというのも一つの方法です。

TODAY関数を使うというのは、今日の日付を入力する手間を少しでも減らしたいからと考えることができます。

今日がいつだったのかを確認して「3/5」という入力することを手間に感じるのならば、今日の日付を簡単に入力するショートカットキーを覚えてしまってはどうでしょうか。
▼操作方法:今日の日付を入力する
[Ctrl]キー+[;]キーを押す

[Ctrl]+[;](セミコロン)キーなら、関数ではなく今日の日付が入力されるので、翌日開いたとしても今日の日付が表示されます。


TODAY関数が入力されているセル内にカーソルを移動して[F9]キーを押す方法、[Ctrl]+[;]キーで今日の日付を入力する方法いずれも、今日の日付そのものをセルに入力するという操作としては同じことです。TODAY関数を入力している限り、日付が更新されるという問題は解決しません。

上記の2つの操作の他、マクロを利用するという方法も考えられますが、これについては後日ご紹介します。

関連語句
today関数で日付を確定するファンクションキー, TODAYを数値にする

[スポンサードリンク]

Home » Excel(エクセル)の使い方 » キーボード操作 » 今日の日付が更新されないように−F9キー/Ctrl+;キー

「キーボード操作」の記事一覧

検索


Copyright © インストラクターのネタ帳 All Rights Reserved.

.