セルの結合を[Alt]+[M]キーで行う方法と、セルを結合して中央揃えを[Alt]+[M]キーで行う方法をご紹介しました。
この2種類の方法を試した方から
「Alt+Mでセル結合ができないのですが...?」
というご質問をいただきました。
確認してみると、ボタンを両方とも[イメージとテキストを表示]にしてらっしゃいました。
[セルの結合(M)]ボタンと[セルを結合して中央揃え(M)]ボタンの両方が表示され、いずれも[イメージとテキストを表示]になっていたのです。
この状態では[Alt]+[M]キーだけではセル結合はできません。
両方とも[M]がアクセスキーとなっているからです。
[Alt]+[M]キーを押すと、先に表示されている方のボタンが選択状態になり、もう一度[Alt]+[M]キーを押せばもう一方が選択されます。
実際にセル結合をするためにはボタンを選択状態にした上で[Enter]キーを押す必要があります。
[セルの結合][セルを結合して中央揃え]の両方ともアクセスキー一発で実行したいのならば、アクセスキーを別のものに変更する必要があります。
[セルの結合(M)]ボタンと[セルを結合して中央揃え(M)]ボタンの両方が表示されていて、[セルを結合して中央揃え(M)]ボタンのアクセスキーを[N]に変更する例 メニュー[ツール]−[ユーザー設定]をクリック
↓
[セルを結合して中央揃え]ボタン上で右クリック
↓
ショートカットメニュー[名前]の
「セルを結合して中央揃え(&M)」を
「セルを結合して中央揃え(&N)」に変更
↓
[ユーザー設定]ダイアログ−[閉じる]ボタンをクリック
上記の操作をすると
[セルを結合して中央揃え(M)]と表示されていたボタンが
[セルを結合して中央揃え(N)]となります。
これにより
[セルの結合]は[Alt]+[M]キー一発で
[セルを結合して中央揃え]は[Alt]+[N]キー一発で
それぞれ実行されるようになります。
もちろん、他に[M][N]のアクセスキーが割り当てられているボタン・メニュー項目があれば、やっぱり一発では操作できなくなりますので、その場合はダブらないようなアクセスキーを割り当ててください。
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