ピボットテーブルを使い始めたばかりの方だと、データの更新がリアルタイムにあるいは自動的に行われないことに疑問を持ちます。
しかしこれは、ピボットテーブルのやっていることや、ピボットテーブル機能の実務での使われ方が理解できれば、やむを得ないことと納得できるはずです。
そもそもピボットテーブルは計算処理を大量に行っていますし、実務ではクライアントサーバー型で使われることも多い機能ですから、むやみにリアルタイム更新・自動更新などを実装した場合、サーバー負荷やネットワーク負荷がとんでもなく上がってしまう可能性が容易に想像できます。
しかし、右クリックで表示されるショートカットメニューの[更新]や、2003までなら[ピボットテーブル]ツールバーの[更新]ボタン、2007・2010ならリボンの[ピボットテーブルツール]−[オプション]タブの[更新]ボタンなどから、ピボットテーブルを更新するのにストレスを感じる方が少なくないのも事実だと思います。
そのため(?)Excel 2007からは、ピボットテーブルを更新するためのショートカットキーが用意されています。
[Alt]キー+[F5]キーを押す ▼操作方法:すべてのピボットテーブルを更新する
[Ctrl]キー+[Alt]キー+[F5]キーを押す
[F5]キーは、IE(Internet Explorer)などブラウザで更新のショートカットキーとして割り当てられています。それと関連づけておくとと覚えやすいんじゃないでしょうか。
Excel 2007・2010でピボットテーブルをお使いの方は、是非一度ご確認ください。
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