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取り消し線のショートカットキー−Ctrl+5キー

対象:Excel97, Excel2000, Excel2002, Excel2003

Wordには[拡張書式設定]ツールバーに[二重取り消し線]ボタンがあって、これと同じ機能がExcelにないのかという質問をいただくことがあります。

残念ながらExcelでは二重取り消し線は引けないようです。

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何か技を使えばできるような気がして調べてみたのですが、Word VBAにはFONTオブジェクトにDoubleStrikeThrough(二重取り消し線)プロパティがありますが、Excel VBAにはStrikeThrough(取り消し線)プロパティはあるのにDoubleStrikeThroughプロパティはありません。

[ユーザー設定]ダイアログ−[コマンド]タブで、[分類]欄から[書式]を選択した場合、Wordには[コマンド]欄に[取り消し線]ボタンと[二重取り消し線]ボタンがありますが、Excelには[取り消し線]ボタンしかありません。

Excelで二重取り消し線を引くのはあきらめた方がよさそうです。

その代りというわけではありませんが、Excelでは取り消し線にショートカットキーが割り当てられていますから、「一重」取り消し線をWordより簡単に引くことができます。
▼操作方法 : 取り消し線を引く
取り消し線を引きたいセルまたは文字列を選択しておいて、
[Ctrl]キー+[5]キーを押す
※テンキーの[5]では動作しません

取り消し線が引かれている箇所を選択しておいて、[Ctrl]+[5]キーを押せば取り消し線が解除されます。

ダイアログボックスから取り消し線を引く場合、以下の操作を行ってください。
▼操作手順 : 取り消し線を引く
メニュー[書式]−[セル]をクリック
 ↓
[セルの書式設定]ダイアログ−[フォント]タブをクリック
 ↓
[文字飾り]欄−[取り消し線]チェックをOnに
 ↓
[セルの書式設定]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック

覚えてしまえば、やはりショートカットキーを利用するほうが便利です。

関連語句
キーボードショートカット, 短縮キー, Keyboard shortcuts

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