動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Excel(バージョン1911 ビルド12228.20364 Microsoft Store)
「行 奇数true 偶数false」
という検索キーワードでのアクセスに気が付きました。
行番号が奇数のときにTrue、偶数のときにFalseと判定するには、どうすればいいのかを探していらしたのでしょう。
どのプログラミング言語について調べていたのかこの検索キーワードだけではわかりませんが、ここではExcelの計算式をご紹介します。
ROW関数とISODD関数で奇数行をTRUEと判定するサンプル
以下のような計算式で、奇数行にTRUEが、偶数行にはFALSEが表示されます。
▼操作概要:奇数行をTRUE、偶数行をFALSEと判定する
奇数行・偶数行を判定したいセルに
=ISODD(ROW())
という数式を入力する
奇数行・偶数行を判定したいセルに
=ISODD(ROW())
という数式を入力する
ROW関数は引数を省略したときに、ROW関数の入力されているセル自体の行番号を返します。
例えば、A1セルに
=ROW()
と入力して、下方向にオートフィルすれば、1・2・3・4......と表示されます。
ISODD関数は、引数に指定された整数が奇数ならTRUE、偶数ならFALSEを返します。
ROW関数とMOD関数で奇数行をTRUEと判定するサンプル
以下のような計算式でも、奇数行にTRUEが、偶数行にはFALSEが表示されます。
▼操作概要:奇数行をTRUE、偶数行をFALSEと判定する
奇数行・偶数行を判定したいセルに
=MOD(ROW(), 2) <> 0
という数式を入力する
奇数行・偶数行を判定したいセルに
=MOD(ROW(), 2) <> 0
という数式を入力する
MOD関数を使うと第1引数に指定された数値を、第2引数で割り算したときの余りを計算できます。
行番号を2で割り算した余りが0でない場合にTRUEと判定しています。
- 『もしかして、論理式がよくわからないままExcelを…』のコラム目次
- 『もしかして、論理式がよくわからないままExcelを使ってませんか?: 条件付き書式はIF関数といっしょに理解しよう!』リリースしました。
最終更新日時:2020-01-10 02:49
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