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「excel iseven(row())」といった検索キーワードでアクセスがありました。

Excelの数式「=ISEVEN(ROW())」の意味を調べていた方による検索でしょう。

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ISEVEN関数とは

ISEVENは、引数に指定された数値が偶数(even)かどうかを判定する関数です。

引数に指定された数値が偶数なら論理値のTRUEを、奇数ならFALSEを返します。

実際の挙動を確認しましょう。
B1セルに

=ISEVEN(A1)

と入力しておいて、A1セルに「2」「4」「100」などの偶数を入力すると、B1セルにはいずれもTRUEと表示されます。

A1セルに「1」「3」「99」など偶数ではない数値を入力するとB1セルにFALSEと表示されます。

ROW関数とは

ROWは行(row)の番号を返す関数で、引数を省略したときには関数が入力されているセルの行番号を返します。

例えばA3セルに

=ROW()

と入力すると、A3セルには「3」が表示されます。

A3セルを下方向にオートフィルすると、A4セル以下には「4」「5」「6」のように行番号が表示されます。

ISEVEN関数の引数にROW関数を入力したセルを指定

つづいて、B3セルに

=ISEVEN(A3)

と入力してください。
A3セルには行番号の「3」が表示され偶数ではありませんから、先に説明したとおりISEVEN関数がFALSEを返します。

A3セルを下方向にオートフィルすると、A4セル以下には偶数と奇数が交互に並んでいますから「TRUE」「FALSE」「TRUE」のように論理値が表示されます。

A3セル以下に入力した「=ROW()」と、B3セル以下に入力した「=ISEVEN(A3)」をまとめて1つの数式にしたのが「=ISEVEN(ROW())」です。

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