「excek 末尾 奇数判定」
といった検索キーワードでアクセスがありました。
Excelで、何らかのコード番号のようなものの、末尾の数値が奇数であることを判定するには、どのような式にすればいいのかを調べていらしたのでしょうか。
ISODD関数とRIGHT関数を使って末尾1文字が奇数か判定する
RIGHT関数を使って末尾1文字を取得して、その1文字が奇数であることをISODD関数を使って判定するのが簡単に思えます。
※A1セルのデータの末尾1文字が奇数かどうかを判定した結果をB1セルに論理値で表示する例
B1セルに
=ISODD(RIGHT(A1, 1))
と入力する
A1セルに入力されているデータの末尾1文字が奇数であれば論理値のTRUEが、奇数でなければ(偶数であれば)FALSEが、B1セルに出力されます。
=ISODD(RIGHT(A1, 1)) の意味
RIGHT関数を使うと文字列の右側(末尾)から指定した文字数だけ、文字列を取得できます。
上記の式ではRIGHT関数の第1引数に、元データの入力されている「A1」セル
=ISODD(RIGHT(A1, 1))
第2引数に「1」を指定することで、
=ISODD(RIGHT(A1, 1))
右側から1文字・末尾の1文字を取得しています。
その取得した文字列が奇数であることをISODD関数で判定しています。
=ISODD(RIGHT(A1, 1))
入力されているデータが数値ならばRIGHT関数は不要
末尾1文字が奇数かを判定したい元データが数値ではないと想像して、
=ISODD(RIGHT(A1, 1))
をご紹介しましたが、もしもA1セルに整数が入力されているのであればRIGHT関数を使う必要はなく、
=ISODD(A1)
で済んでしまいます。
MOD関数とRIGHT関数を使って末尾1文字が奇数か判定する
ISODD関数を使わず、より汎用的なMOD関数を使う場合は以下のような式です。
先にご紹介した、論理値を返してくれるISODD関数を使った式のほうが、シンプルです。
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