Home » Excel(エクセル)の関数・数式の使い方 » 論理・情報 » Excelで末尾1文字が奇数か判定する-ISODD関数・RIGHT関数

Excelで末尾1文字が奇数か判定する-ISODD関数・RIGHT関数

動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Excel(バージョン2209 ビルド15629.20156 Microsoft Store)

「excek 末尾 奇数判定」
といった検索キーワードでアクセスがありました。

Excelで、何らかのコード番号のようなものの、末尾の数値が奇数であることを判定するには、どのような式にすればいいのかを調べていらしたのでしょうか。

ISODD関数とRIGHT関数を使って末尾1文字が奇数か判定する

RIGHT関数を使って末尾1文字を取得して、その1文字が奇数であることをISODD関数を使って判定するのが簡単に思えます。

▼操作概要:末尾1が奇数かどうかを判定する
※A1セルのデータの末尾1文字が奇数かどうかを判定した結果をB1セルに論理値で表示する例
B1セルに
  =ISODD(RIGHT(A1, 1))
と入力する

A1セルに入力されているデータの末尾1文字が奇数であれば論理値のTRUEが、奇数でなければ(偶数であれば)FALSEが、B1セルに出力されます。

=ISODD(RIGHT(A1, 1)) の意味

RIGHT関数を使うと文字列の右側(末尾)から指定した文字数だけ、文字列を取得できます。

上記の式ではRIGHT関数の第1引数に、元データの入力されている「A1」セル

=ISODD(RIGHT(A1, 1))

第2引数に「1」を指定することで、

=ISODD(RIGHT(A1, 1))

右側から1文字・末尾の1文字を取得しています。

その取得した文字列が奇数であることをISODD関数で判定しています。

=ISODD(RIGHT(A1, 1))

入力されているデータが数値ならばRIGHT関数は不要

末尾1文字が奇数かを判定したい元データが数値ではないと想像して、

=ISODD(RIGHT(A1, 1))

をご紹介しましたが、もしもA1セルに整数が入力されているのであればRIGHT関数を使う必要はなく、

=ISODD(A1)

で済んでしまいます。

MOD関数とRIGHT関数を使って末尾1文字が奇数か判定する

ISODD関数を使わず、より汎用的なMOD関数を使う場合は以下のような式です。

=MOD(RIGHT(A1, 1), 2)<>0

先にご紹介した、論理値を返してくれるISODD関数を使った式のほうが、シンプルです。

[スポンサードリンク]

Home » Excel(エクセル)の関数・数式の使い方 » 論理・情報 » Excelで末尾1文字が奇数か判定する-ISODD関数・RIGHT関数

「論理・情報」の記事一覧

検索


Copyright © インストラクターのネタ帳 All Rights Reserved.

.