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Excelで奇数月/偶数月を判定する-ISEVEN関数・MONTH関数

動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Excel(バージョン2109 ビルド14430.20306 Microsoft Store)

「エクセル 奇数月 偶数月の判定」
といった検索キーワードで時折アクセスがあることに気が付きました。

いずれかのセルに日付が入力されているときに、それが奇数月なのか偶数月なのかを判定するには、どのような計算式にすればいいのか探していらしたのでしょう。

ISEVEN関数とMONTH関数で偶数月か判定する

偶数かどうかを判定して論理値を返すISEVEN関数と、日付データから月を表す数値を返すMONTH関数を使えば、偶数月かどうか判定できます。

▼操作概要:偶数月かどうかを判定する
※A1セルに日付が入力されているときにB1セルに論理値を表示する例
B1セルに
  =ISEVEN(MONTH(A1))
と入力する

ExcelのMONTH関数は、

=ISEVEN(MONTH(A1))

日付データの月を表す「1」から「12」の整数を取得するための関数です。A1セルに「2021/10/27」が入力されれば、「10」が返されます。

このMONTH関数を使った式を、数値が偶数であるかどうか判定するISEVEN関数の引数に指定していま。

=ISEVEN(MONTH(A1))

A1セルに「2021/10/27」が入力されているときに、MONTH関数の戻り値は「10」ですから、

=ISEVEN(MONTH(A1))

は、真であり論理値のTRUEが表示されます。

A1セルに「2021/11/27」が入力されれば、MONTH関数の戻り値は「11」であり、偶数ではない偽ですからFALSEと表示されます。

ISODD関数とMONTH関数で奇数月か判定する

奇数月のときにTRUEと表示したいのであれば、ISODD関数を使って、

=ISODD(MONTH(A1))

です。

IF関数も組み合わせ偶数月を判定して文字列を表示する

TRUE・FALSEといった論理値をセルに表示するのではなく、「偶数月です」「奇数月です」のような文字列を表示したいのであれば、IF関数も組み合わせます。

▼操作概要:偶数月かどうかを判定して文字列を出力する
※A1セルに日付が入力されているときにB1セルに「偶数月です」「奇数月です」と表示する例
B1セルに
  =IF(ISEVEN(MONTH(A1)), "偶数月です", "奇数月です")
と入力する

最終更新日時:2021-10-28 05:02

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