動作検証バージョン:Windows版Excel(バージョン1909 ビルド12026.20264)
「エクセル関数で5以上の数はそのままで、5以下の数は5にするとゆう数式とは?」
という検索でアクセスがあることに気が付きました。
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IF関数で5以上はそのままを5未満は5を表示する
上記の検索をなさった方は、まだExcelに慣れてらっしゃらないように感じられますから、まずはIF関数を使った数式を理解しましょう。
▼操作概要:5以上はそのまま5未満は5を表示する
※A1セルの値が5以上はその数値を5未満は5をB1セルに表示する例
B1セルに
=IF(A1>=5, A1, 5)
という数式を入力する
※A1セルの値が5以上はその数値を5未満は5をB1セルに表示する例
B1セルに
=IF(A1>=5, A1, 5)
という数式を入力する
IF関数で5未満は5を5以上はその数値を表示する
上記の数式は、IF関数の第1引数に指定する論理式を変更して、第2引数と第3引数を入れ替え、
=IF(A1<5, 5, A1)
とすることも可能です。
まずは上記2つの数式「=IF(A1>=5, A1, 5)」「=IF(A1<5, 5, A1)」を、それほど悩まずに手入力できるよう繰り返しトレーニングすることを、私はおすすめします。
MAX関数で5以上はそのままを5未満は5を表示する
上述のIF関数を使った2つの数式が納得できたら、最大値を求めるMAX関数でも同様の結果が得られることをご確認ください。
▼操作概要:5以上はそのまま5未満は5を表示する
※A1セルの値が5以上はその数値を5未満は5をB1セルに表示する例
B1セルに
=MAX(A1, 5)
という数式を入力する
※A1セルの値が5以上はその数値を5未満は5をB1セルに表示する例
B1セルに
=MAX(A1, 5)
という数式を入力する
「5以上はその数値を5未満は5」という条件は、「ある数値と5のいずれか大きいほう」といいかえられます。
これをExcelの数式にしたのが「=MAX(A1, 5)」です。
Excelを使いこなしたいという方は、まずはIF関数に十分に慣れ、IF関数に慣れてきたら同じ結果をもっとシンプルな数式で書ける場合もあることを理解してください。
最終更新日時:2019-10-17 09:45
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