「ISNUMBER 反対」
「excel isnumber 否定」
といった検索キーワードで時折アクセスがあります。
Excelには、データが数値かどうかを判定して論理値を返すISNUMBER(イズナンバー)関数があります。
ISNUMBER関数は、引数に指定されたデータが数値であれば論理値のTRUEを、数値でない場合にはFALSEを返します。
「ISNUMBER 反対」
「excel isnumber 否定」
と検索なさった方は、数値のときにTRUEとするのではなく、数値ではないときにTRUEと判定するにはどうすればいいのかを探していらしたのでしょう。
検索キーワード
「excel 数式 数字以外 条件 ISNUMBER」
も、同じかもしれません。
NOT関数を組み合わせるとISNUMBER関数の逆に
ISNUMBER関数の判定結果を逆にしたいのであれば、論理値を反転させるNOT(ノット)関数を組み合わせましょう。
ISNUMBER関数の結果と、ISNUMBER関数にNOT関数を組み合わせた結果を、あわせて確認することをおすすめします。
※A2セルに入力したデータをISNUMBER関数で判定した結果をB2セルに、ISNUMBER関数にNOT関数を組み合わせた判定結果をC2セルに表示する例
B2セルに
=ISNUMBER(A2)
C2セルに
=NOT(ISNUMBER(A2))
をそれぞれ入力する
A2セルに数値「123」を入力すれば、
上図のような結果になります。
さまざまなデータ型で判定結果を確認しよう
さまざまなデータがどのように判定されるかを確認しておきましょう。
先ほどのつづきで、文字列をA3セル、論理値をA4セル、エラー値をA5セルにそれぞれ入力して、B2:C2セルを下方向にオートフィルすれば
上図のような結果になります。
IF関数の中でISNUMBER関数を使っているのなら
普通の文章では否定形を使うと、読んだときにその意味を理解するための負荷が上がります。ISNUMBER関数にNOT関数を組み合わせる場合も同じことが言えます。
もしも、IF関数の中でISNUMBER関数を使っているのなら、FALSEのときの処理内容である第3引数を使うほうが、NOT関数を組み合わせるよりも可読性が高まるんじゃないかと思います。
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