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ISNUMBER関数とISERROR関数の違い

動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Excel(バージョン2208 ビルド15601.20148 Microsoft Store)

「iserrorとisnumberの違い」
といった検索キーワードで、アクセスがあることに気がつきました。

ExcelのISERROR関数とISNUMBER関数の違いについて調べていた方による検索です。

ISERROR(イズエラー)関数は、引数に指定されたデータがエラー値の場合にTRUEを返す関数です。

ISNUMBER(イズナンバー)関数は、引数に指定されたデータが数値の場合にTRUEを返す関数です。

ISNUMBERとISERRORの挙動を確認しよう

自分の手を動かして、ISNUMBER関数とISERROR関数の挙動を確認しましょう。

▼操作概要:ISNUMBER関数とISERROR関数の挙動を確認する
A1セルに戻り値が数値の数式
  =1*1
を入力
 ↓
A2セルに戻り値がエラー値の数式
  =1/0
を入力
 ↓
A3セルに戻り値が文字列の数式
  =1&""
を入力
 ↓
B1セルに
  =ISNUMBER(A1)
C1セルに
  =ISERROR(A1)
を入力
  ↓
B1:C1セルをB3:C3セルまでオートフィル

上記の操作を行うと、下図のような状態になります。

Excelのデータは4種類

そもそもExcelでセルに入力されるデータは、4種類あります。

  • 数値
  • 文字列
  • 論理値
  • エラー値

の4種類です。

先ほどの例では、この4つの中から論理値を除いた3種類を、A1:A3セルに入力したわけです。

A1セルに入力した「=1*1」の戻り値は数値、A2セルに入力した「=1/0」の戻り値はエラー値、A3セルに入力した「=1&""」の戻り値は文字列です。

ISNUMBER関数は数値であることを判定する関数ですから、数値の入力されているA1セルを指定するとTRUE、

エラー値や文字列の入力されているA2セル・A3セルを指定するとFALSEが返されます。

ISERROR関数はエラー値であることを判定する関数ですから、エラー値の入力されているA2セルを指定するとTRUE、

数値や文字列の入力されているA1セル・A3セルを指定するとFALSEが返されます。

最終更新日時:2022-09-30 06:45

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