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「ワード2010 置換 ショートカットキー」
「2013 word 置換 ショートカット」
といった検索で、このサイト・インストラクターのネタ帳へのアクセスがあります。
Wordで置換を行うショートカットキーを探している方による検索です。
Microsoft Officeの置換はCtrl+H
Wordに限らず、ExcelでもPowerPointでも、Microsoft Office製品の置換機能には、同じショートカットキーが割り当てられています。[Ctrl]キー+[H]キーを押す
ショートカットキー[Ctrl]+[H]を押すと、WordやExcelの場合は[検索と置換]ダイアログの[置換]タブが選択された状態で表示され、
PowerPointの場合は[置換]ダイアログが表示されます。
なぜCtrl+Hなのか
置換のショートカットキーが、なぜ[Ctrl]+[H]なのか、[H]が何の頭文字なのかを疑問に持つ方もいらっしゃるようです。
結論から言えば[H]にはまったく意味がありません。
[Ctrl]+[H]は、コマンド名などの意味から割り当てられたのではなく、キーボードの配置から割り当てられたショートカットキーです。
ショートカットキーには、コマンド名の頭文字を利用したものがたくさんありますが、キーボードの配置から割り当てられたショートカットキーも存在します。
代表例が、貼り付けのショートカットキー[Ctrl]+[V]です。
貼り付けのショートカットキーの「V」にはまったく意味はありません。コピーのショートカットキーに利用する[C]の隣のキーだからということで[V]になっているだけです。
同様に、Microsoft Officeの置換のショートカットキー[Ctrl]+[H]も、キーボードの配置から割り当てられたものです。
Microsoft Officeに限らず検索のショートカットキーには、[Ctrl]+[F]が割り当てられていることがほとんどです。[検索](Find)の[F]です。
WordやExcelには[検索]機能と関連のある[ジャンプ]という機能が存在していて、ショートカットキーとして[Ctrl]+[G]が割り当てられています。[ジャンプ]機能は英語版では[Go To]というコマンド名で、その頭文字[G]からとったショートカットキーです。
[F]の右は[G]、[G]の右は[H]です。
置換機能は、検索やジャンプと関連のあるコマンドですから、ショートカットキーの割り当てを考えたときに、[F][G]の右にある[H]が採用されたのでしょう。
そう思って、あらためてWordの[検索と置換]ダイアログをよく見てください。
ショートカットキー[Ctrl]+[F][G][H]で表示できるコマンドが、同じダイアログ上に、タブとして表示されています。
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