初心者の方がヘルプを使えないのは致し方ないとは思いますが、ある程度ソフトに慣れてきたら使い方がわからない機能はちょっとヘルプを見てみるようにしていくと、その機能について深く知ることができ、その積み重ねでソフト全体をもっと使いこなせるようになると思います。
また、わからないことが出てきたときにすぐに人に頼ってしまう方もいらっしゃいますが、人に聞く前にちょっと自分でヘルプを調べてみる癖をつけるだけで、その後の上達速度は格段に変わってくるように感じます。
まあ、そうは言っても疑問点が出てきたときにどうやってヘルプで調べればいいのかがそもそもわかりにくいというのは事実です。
検索機能もあるのですが、どうも使う側の感覚と乖離している印象は否めません。
ですからこのサイトにも、ヘルプを見ればわかるようなことについても検索して訪問していただく方が、相当数いらっしゃるのでしょう。ネタを書くときには、一般の人が検索しそうな語をできるだけ含むようにしていますから。
そのヘルプですが、最近のヘルプで困ることがあります。
文字のサイズが変えられないということです。いえ、実際には変えられるのですが変更する方法がわかりにくいのです。
Office製品であれば97まではヘルプ画面に[オプション]ボタンがあって、文字のサイズを変えることができましたが、Office 2000からはそれらしきボタンがなくなってしまったためです。
[Ctrl]キーを押しながら、マウスホイールを回転させる
以前IEで文字サイズを変えるのにマウスホイールを使う方法をご紹介しましたが、それと全く同じです。
つまり最近のヘルプにはHTMLを使って記述してあるタイプのものがあって、その場合はIEと同じように操作をできるのです。
最近のマイクロソフト製品のヘルプはほとんどこのタイプになっていると思います。
一般的にはヘルプの文字が小さいから大きくしたいという要望が多いわけですが、逆のこともあります。どこかのヘルプやIEで文字サイズを拡大した場合、別のヘルプでは文字が大きすぎて読みにくいというケースも出てきます。そんなときもあわてず[Ctrl]キーを押しながらホイールを回転させてください。
ヘルプをどんな形式で作るかはそのソフト開発元の方針次第ですから、シェアウェアやフリーウェアなどでは、昔ながらのヘルプスタイルのことも多く、この場合はマウスのホイールを使った文字サイズ変更はできません。
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