MS-Officeは数年に一度バージョンアップを繰り返しているわけですが、そのバージョンアップの中でヘルプ機能も随分と試行錯誤が行われています。
目立つのはOfficeアシスタントでしょう。
97のときに導入されたものの、いまいち賢くないイルカに多くの方がイライラさせられた実情から、XPからは完全廃止にはなっていないものの、初期状態では表示されない設定になっています。
Office 2003になって大きく変わった点としては、ヘルプを通して読むことが極めて難しくなったということがあげられます。
2000,XPではヘルプウィンドウの左側に、[目次][質問][キーワード]タブのついたナビゲーションペインがあり、この[目次]タブを使ってヘルプを通読することができていました。
これがOffice 2003からはできなくなっています。
「C:\Program Files\Microsoft Office\Office11\1041\」フォルダから、直接ヘルプを起動する
上記のフォルダは標準的なインストールをした場合のパスで、インストールする際にフォルダを変更していれば別のフォルダです。ちなみに私の使っているパソコンの場合は「C:\Program Files\Microsoft Office 2003\Office11\1041\」です。
上記のフォルダの中にはたくさんのファイルがありますが、各製品ごとのヘルプファイルの実体は以下のとおりです。
製品 | ヘルプファイル名 |
---|---|
Access | ACMAIN11.CHM |
Excel | XLMAIN11.CHM |
Outlook | OLMAIN11.CHM |
PowerPoint | PPMAIN10.CHM |
Word | WDMAIN11.CHM |
↑のファイルを直接実行すれば、左側に[目次][検索]タブのあるナビゲーションペイン付きのヘルプウィンドウが表示されますから、この[目次]タブを利用してヘルプを通して読むことができます。
2003のヘルプが使いにくいと感じてらした方は一度お試しください。
頻繁に読みそうだということであれば、デスクトップなどにショートカットアイコンを作っておくと便利でしょう。
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