「MS-Officeの機能は2000あたりで完成している」とはよく言われることですが、バージョンが上がるにつれ微妙に便利になっていることがやっぱりあります。
特にPowerPointでは便利になってるなと感じる部分が、Word・Excel・Accessよりも多い印象を持っています。
スライドショー実行中に、スライド番号を入力して[Enter]キーを押すと、該当するスライド番号のスライドが表示されることをご紹介しました。
スマートなプレゼンに見せるためのテクニックですが、スライド番号と内容(スライドのタイトル)がわかるようなものを手元に用意しておく必要があります。
PowerPoint 2003では少し便利になっていて、スライドショーの実行中にスライド番号とスライドタイトルの一覧をダイアログで表示する機能が追加されています。
この機能を使えば、スライドショー実行中に特定のスライドを表示させるために、スライド番号と内容がわかるものを用意しておく必要はなくなります。[Ctrl]キー+[S]キーを押す
上記の操作をすると、スライド番号とスライドタイトルの表示されたダイアログが表示されます。
表示させたいスライドを選択して[移動]ボタンをクリックすると、そのスライドが表示されます。スライド番号を入力して[Enter]キーでもOKです。
もちろんプレゼンを見ている人にも[すべてのスライド]ダイアログは見えてしまいますから、それを嫌うのであれば、やはり手元に何か用意しておくしかありませんが。
プレゼン中に[↑][↓]キーを使ってスライド間を行ったり来たりをよくしている方は、[すべてのスライド]ダイアログを一度利用してみてはいかがでしょうか。
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