セルのデータを修正する場合、ダブルクリックしてセルの中で編集作業をするという方が少なくないでしょう。
メニュー[ツール]
−[オプション]をクリック
↓
[オプション]ダイアログ
−[編集]タブをクリック
↓
[ドラッグアンドドロップ編集を行う]チェックボックスをOffに
↓
[オプション]ダイアログ
−[OK]ボタンをクリック
この設定を行えば、ダブルクリックでアクティブセルがジャンプするという現象は発生しなくなります。
けれども、
ドラッグアンドドロップでセルのデータを移動したりすることもできなくなります。
更には、
オートフィルまでもできなくなってしまいます。
Excelの便利な機能が使えなくなってしまうので、この設定変更はハッキリ言っておすすめできません。
そもそもダブルクリックでアクティブセルがジャンプするのは、セルの枠線上にポインタがあるときにダブルクリックしているからなのです。
Excelには、[Ctrl]キーを押しながら方向キー([↓]とか[←]とか)を押すと、データの途切れるセルまでジャンプする機能がありますが、これと似たような動作がセルの枠線上でダブルクリックをすると発生するのです。
ですから、マウスポインタが確実にセルの上にあるときにダブルクリックすれば、アクティブセルのジャンプは発生しません。
そうはいっても微妙な位置でダブルクリックしてしまうことはあります。
あまりにダブルクリックでジャンプが発生してしまうという方は、セルデータの編集をするときには[F2]キーを押して編集モードにする操作を利用するほうが早いと思います。
根本的な解決にはならないネタですが、少なくとも何故ダブルクリックでジャンプがおきるのかがわかっただけでも、気分的にスッキリしていただけるのではないかと思い、ご紹介しました。
将来のバージョンで、[ドラッグアンドドロップ編集を行う]チェックとは別に、ダブルクリックでジャンプする機能だけをOffにできるようになることを期待したいものです。
- Newer:表紙にページ番号を入れたくない
- Older:使用しているデザインテンプレート名は?
Home » Excel(エクセル)の使い方 » 入力・編集 » ダブルクリックでアクティブセルが移動してしまう