対象：Excel97,Excel2000,Excel2002,Excel2003,Excel2007
連続したデータの入力を簡単にできる、オートフィル機能はとても便利な機能です。
オートフィル機能がもしなかったとしてら、表計算ソフトExcelの便利さがかなり損なわれてしまうことでしょう。
そんな悪い冗談のようなご質問をいただくことがあります。
「オートフィルできないのですが．．．？」
「オートフィルができなくなってしまったのですが．．．？」
というご質問です。
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2003までのExcelでは、オートフィルとは関係なさそうな表記になっている設定項目で、オートフィル機能が無効になってしまいます。
▼操作手順：オートフィルを無効にする
※Excel 2003までのバージョン メニュー［ツール］−［オプション］をクリック
↓
［オプション］ダイアログ−［編集］タブをクリック
↓
［ドラッグアンドドロップ編集を行う］チェックボックスをOffに
↓
［オプション］ダイアログ−［OK］ボタンをクリック
※Excel 2003までのバージョン メニュー［ツール］−［オプション］をクリック
↓
［オプション］ダイアログ−［編集］タブをクリック
↓
［ドラッグアンドドロップ編集を行う］チェックボックスをOffに
↓
［オプション］ダイアログ−［OK］ボタンをクリック
Excelに限らずWindows上で動作するアプリケーションソフトでは、ドラッグアンドドロップ操作で編集ができるのが一般的ですが、Excelではドラッグアンドドロップ編集できるかどうかを上記のように設定できるわけです。
このドラッグアンドドロップ編集の設定とオートフィル機能とは連動していて、ドラッグアンドドロップ編集をできないようにすると、オートフィルもできなくなってしまいます。
オートフィルできなくなった場合、まずは［オプション］ダイアログ−［編集］タブ−［ドラッグアンドドロップ編集を行う］チェックボックスをOnにしてください。
Excel 2007ではダイアログ上の表記が微妙に改善され、意味がわかればオートフィルもできなくなるのだなということが判別をできるようにはなっています。
▼操作手順：オートフィルを無効にする
※Excel 2007の場合 ［Officeボタン］−［Excelのオプション］ボタンをクリック
↓
［Excelのオプション］ダイアログ−［詳細設定］をクリック
↓
［編集設定］欄
−［フィルハンドルおよびセルのドラッグアンドドロップを使用する］チェックボックスをOffに
↓
［Excelのオプション］ダイアログ−［OK］ボタンをクリック
※Excel 2007の場合 ［Officeボタン］−［Excelのオプション］ボタンをクリック
↓
［Excelのオプション］ダイアログ−［詳細設定］をクリック
↓
［編集設定］欄
−［フィルハンドルおよびセルのドラッグアンドドロップを使用する］チェックボックスをOffに
↓
［Excelのオプション］ダイアログ−［OK］ボタンをクリック
関連語句
オートフィルハンドルが出ない, オートフィルマークが表示されない
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