ひとり税理士である井ノ上陽一さんの「メディア・コンテンツ業」だけを、無料・有料という軸と、コンテンツが広く公開されているのか限定されているのかを軸にとると、以下のような4象限マトリックスにプロットできると考えてきました。
私も2018年1月に書籍を出したことで、近い形になりましたが、井ノ上さんのメルマガに該当するものがないなあ(何かするほうがいいのかなあ)と思っていたのは事実です。
しかし冷静に見直すと井ノ上さんの場合、メディア・コンテンツ業に対して「コンサル業」が明確に存在します。
コンサル業は、税理士業務・個別コンサルテーション・メールコンサルテーションなど、個別のクライアントが存在する1対1型で、メディア・コンテンツ業は1対多型の仕事です。またこれらの分類は井ノ上さんの仕事からヒントを得るために、私が勝手に行っている分類で、ご本人は別の分類をしてらっしゃいます。
先のメディア・コンテンツ業の4象限マトリックスに、無理矢理コンサル業全体をプロットするなら、下図のような位置にあります。
井ノ上さんのメルマガ「税理士進化論」は、世間一般で想像されるような無料メルマガとはかなり異なり、読者を明確に限定し、コンサル業への導線としての役割を、しっかり担っているようです(もちろんセミナーや書籍への導線機能もあります)。
これに対し私の場合、そもそもコンサル業に該当するものが現在はなく、やりたいのかと問われると疑問符がつきますから、コンサル業への導線でもあるメルマガはなくて当然なのだろうと思い至っています。
井ノ上さん主催の「ひとりしごとメルマガ入門セミナー」(2/6 火)と、「書く仕事セミナー」(4/14 土)を受講して考えたことです。
そもそも4象限マトリックスも、「無料/有料」&「公開/限定」ではない別の2軸を考えるほうがいいのかもしれません。
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