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身体の記憶-タッチタイピングできないことから

7月10日に、右手薬指の爪先端付近を手術したため、タイピングに苦労しています。

患部の痛みはそれほどありませんが、爪に少し切り込みを入れ2針ほど縫ったので指先がガーゼで覆われており、タッチタイピングし辛い状態にあります。

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タッチタイピングのありがたさ

[L]と[O]はタッチタイプが厳しいので、目視確認しながら右手中指などでタイプしています。
上手く使えないのは右手薬指だけですが、右手薬指の不自由さに他の指も影響され、タイプミスがかなり増えています。

1995年以来タッチタイプを行ってきた自分が、久しぶりにタッチタイピングできない状況から、身体の記憶のありがたさを、文字通り痛感しています。

指先がキーの位置を覚えていてくれるため可能なタッチタイプをしていれば、画面だけを見ていれば済みますが、画面とキーボードを見なければならず、疲れます。
普段は指先に任せほとんど意識せずに行っている処理を、目視でしっかり意識して行うため脳の負荷が上がっている感覚もあります。
タイプミスが多いために、イライラもします。

タッチタイピングをできない方は、是非トレーニングしたほうがいいと思わざるを得ません。
1週間も練習すれば、かなりできるようになりますから。

視覚の危うさ

視覚に頼ることの危うさも実感しています。

[.]も普段は右手薬指の担当ですが、目視確認すると間違って隣の[/]を押してしまうのです。[/]のキーには[.]よりも目立つ[・]が書かれているために、目視すると[.]キーと間違えてしまうのです。
こんなタイプミスは、指の記憶に任せるタッチタイピングではあり得ません。

19日の抜糸後も数日はガーゼが必要でしょうから、もうしばらく身体の記憶のありがたさを実感する日が続きます。

ちなみにこの記事、下書きはスマホのフリック入力で行いました。

7月19日

検査結果が出ておらず、抜糸だけ行われる。
数日経過して傷口がふさがれば、ガーゼは外せそう。

7月27日

検査の最終結果は出ていないものの、悪性ではないとの電話連絡をいただく。

8月9日

「血管拡張性肉芽種」という診断。
患部付近の爪を切って(思いっきり深爪した状態)、液体窒素で焼く処置が行われた。
2週間、毎日ステロイドを塗って、指先をガーゼで保護することに。
当分、タッチタイピングし辛い状態が続く。

12月6日

数週間に一度程度の頻度で、治療を続けた結果、おそらく大丈夫だろうという状況へ。
年のため3か月後に診察を受ける予定に。

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