2月9日(火)19時30分から都内で行われた、パナソニック VIERA 「3Dシアター」体験ブロガーイベントに参加させていただきました。
パナソニックさんが、世界初となるフルハイビジョンの3Dテレビを4月23日から発売することを2月9日に発表しました。それに合わせるようにブロガー向けイベントも行われたのです。
映画「アバター」を3D版でご覧になった方ならおわかりの、あの映像を家庭でも堪能できるように開発された、テレビとブルーレイディスクディクスプレイヤー(レコーダー)等を体感できるイベントでした。
3Dに見える仕組みは、左目用・右目用の画像をそれぞれ1秒に60コマ、合計120コマの画像が再生され、3D用メガネをかけて見ると立体的な映像を見られるということだそうです。
肉眼では、左目用画像と右目用画像とが混在したように見えてしまう映像を、映像と同期して高速でシャッターを切り続けるメガネをかけてみることで、立体的に見えてきます。ですから、3Dメガネをかけないと、以下のような見え方をします。
なんだか手ブレしたようにも見える画像ですが、手ブレしているわけではありません。
これは3D用に撮影された海の中の映像で、左目用画像と右目用画像とが混在して見えているために、3Dメガネをかけずに見ると実際にダブって見えます。
この映像を、↓こんな専用メガネを通してみると、立体的に見えるというわけです。
もうちょっと細かい原理などは、パナソニックさんの以下のページをご覧いただくといいでしょうか。私の正直な気持ちとしては、リリースされる3Dコンテンツと価格次第かな、というところです。
最低限のセットを揃えるのに当初は50万円とか60万円になりそうな価格も、まあ時間が経てば徐々に下がってくるでしょう。
コンテンツは、どれくらい3Dで見てみたいと思うものが出てくるかです。
フルハイビジョンの3Dテレビの発売される4月23日の段階では、3Dブルーレイソフトはどこにもまだ売られていないという状況になりそうで、2010年後半にいろいろとリリースされてくる気配です。
ですから当面は、既に放送を開始しているBS11の3D番組、4月に開始するJ:COMの3Dや夏から開始するスカパーの3Dを楽しむということになりそうです。
いかにもなハリウッド映画が好みではない私としては、今年の年末頃にはおそらくリリースされるであろう3Dブルーレイ「アバター」よりは、ジャン=ピエール・ジュネ監督の「ロスト・チルドレン」みたいな映画が、3Dで出たりすると結構欲しい気持ちが上がってくるんじゃないかと妄想しています。
はじめて立体画像を見たときのオォッという感覚は、実物を見ないかぎりなかなか伝わらないと思いますので、興味のある方は是非3D Experiences 展示会・イベントに参加されることをおすすめします。
私と同じくイベントに参加されたみなさんの感想は以下のリンクから読むことができます。