先日『手軽にはじめられる無料のグループウェア・サイボウズLive』という記事広告を書かせていただきました。
MicrosoftのOffice 365をグループウェアとして見た場合に高機能すぎて手に余るという方に、サイボウズLiveはおすすめしやすいということを、正直に書かせていただきました。
この記事を読んでいただいた、とあるMicrosoft MVPの方から、「サイボウズLiveを使うことになりましたよ!」というお話しを聞かせていただきました。
小規模のチームでグループウェアが必要になったという方から相談を受けたので、Office 365の設定を行ってから試用してもらったところ、なかなか色よい返事がもらえなかったけれども、サイボウズLiveを触ってもらったら「これなら使える!」とサイボウズLiveの採用が決まったのだそうです。
相談を受けたMicrosoft MVPさんも、もしもOffice 365が採用されていた場合は、相談者さんのサポートをし続ける手間が発生していたはずだけれど、サイボウズLiveならサポートはまずいらないので、良かった良かったと安心してらっしゃいました。
Office 365がダメということではなく適材適所
ここまでを読んで、MicrosoftのOffice 365が使えない、と短絡的に受け取らないでください。
結局、適材適所なのです。
ある程度の規模の組織で、ユーザー管理をキッチリ行う必要があるようなケースならば、Office 365が有力な候補になるはずです。
ですが、小規模のグループでITスキルが高くない方にも使ってもらいたい、管理コストもかけられないという場合、(しつこいようですが)Office 365は高機能すぎると私は感じています。
今回お話しを聞かせていただいたのは、まさにこのケースだったようです。
サイボウズLiveの記事広告に期待されていたこと
サイボウズLiveの記事広告を書く前に、同じく記事広告を書くことになっていた、カイさん・堀さんと一緒に、水道橋のサイボウズさんにお邪魔してきました。
その場で、この記事広告・PR記事で期待していることといったお話しを、サイボウズLiveのプロダクトマネージャーである丹野瑞紀さんから伺いました。
このときに「おっ!」と感じたのを私は忘れられません。
丹野さんは「みなさん自身がサイボウズLiveを使うことはないと思っています。」と我々におっしゃいました。
更に「みなさんのブログを読んでいる方も、たぶん、使わないと思います。」とまで、発言されました。
その上で今回の記事広告で期待していることとして、
「みなさんのブログを読んでいるような方は、いろんな人からITツールの相談を受けることが多いと思うのです。そのときにサイボウズLiveを候補の一つとして想起してもらえるようになるとありがたいと思っています。」
とおっしゃったのです。
まさに、私が先日Microsoft MVPさんから伺ったお話しは、サイボウズさんが期待していたとおりの展開なわけです。
ブログを広告媒体として使うこと
今回の記事広告のお話しは、AMN(アジャイルメディアネットワーク)さんからいただいたものでした。
ブログを広告媒体として使えるように、複数のブログをネットワーク化している会社は日本にもいくつかあります。
その中でAMNさんは、ブログを一方通行な告知メディアとしてではなく、企業とユーザーとの対話の手段として捉えた展開を行っています。短期的な結果よりも、長期的な関係性を重視した展開を行おうとしています。
Office 365ではなくサイボウズLiveが採用されたというお話しを伺って、サイボウズLiveの記事広告は、そんなAMNさんならではの案件だったなあとあらためて実感しています。
AMNさんのやり方は、KPI(Key Performance Indicator)を設定しづらいことも多く、営業さんたちもホント大変ではないかと思うのですが、是非がんばっていただきたいとあらためて思った次第です。
※ちなみに本記事はサイボウズLive・AMNいずれの記事広告でもありません。