7月23日(水)19時00分から行われた、AMN Blogger Meeting「インターネットと生涯教育」に参加させていただきました。
サイバー大学事務局の大木さんによるサイバー大学の概略紹介、ソフトバンク社員でもありIT総合学部教授でらっしゃる川原さんによる具体的な授業の紹介、質疑応答などが行われました。
参加させていただく前は、
- ぬる〜い空気でやってるんじゃないのかなぁ
- 一回ビデオ撮りして同じ授業ビデオで何年もまわしていけば美味しいビジネス、と考えるんじゃないのぉ?
しかし、そんな印象は見事に吹き飛びました。
プレゼンをしていただいたお二人から感じたことは、熱さ。
ぬるい空気なんてありません。
こういった熱さというのは、感染ると思うのです。教わる側に。
パソコンインストラクター=教える立場にある者として、
「最近、熱さを失っていたかもしれない」
とちょっと反省。
そんなお二人の熱さは、Blogger Meeting参加者にも感染っていたのかもしれません。
司会進行のAMN徳力さんによると
「かつてないほどの質問数」
だったようです。
同じ授業ビデオで何年もまわしていくということは、ビジネスとしてやっていく以上、勿論考えてらっしゃるようでしたが、IT関連技術のように変化の激しいものについては、そんなやり方が通用しないことも多そうです。
学生からの質問に対しては24時間以内に返信しなければいけないといったルールが講師に課せられていたり、メンター制度のあり方もかなり真剣に考えられているようで、高い志を持ちつつ、ビジネスとして成立させる模索をしてらっしゃるようにも感じられました。
サイバー大学には現在、世界遺産学部とIT総合学部の2学部が存在しています。
学長が吉村作治教授であること、設立母体にソフトバンクがあることから、当然といえる学部構成ですが、私としては、MBA的・経営学部的な学部があってもいいんじゃないのかな、と感じました。
日経ビジネススクールで、興味のある講座を受講させていただくことがあるのですが、私がこれまで受講した講座はいずれも満席で、今、MBA・経営学部的講座のニーズって相当あるんじゃないかと思っています。
経営学部的講座なら、法人営業もかけやすくサイバー大学のビジネス面でも有効に思えます。
学部設立にはかなりのパワーが必要でしょうから、まずは教養科目で、ビジネスパーソン向け・ビジネスニーズの高そうな科目が増えることを期待したいところです。(現在は、カルチャースクールのりの科目が、ちょっと目立ち過ぎのように感じます。)
この夏、オープンキャンパスが、あちこちで開かれるようですから、サイバー大学に興味のある方はもちろん、e-ラーニングや教育全般に興味のある方も参加してみてはいかがでしょう。
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