11月22日(木)の19時30分~21時30分に開催された『ノンプロ研定例会Vol.12「私が書籍を頑張る理由」』に参加させていただきました。
『いつも隣にITのお仕事』を運営する、タカハシノリアキさん主催のコミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」の定例会で、通常はコミュニティのみなさんしか参加できないところ、今回は一般参加枠があったため申し込ませていただいたのです。
ありがとうございました!!
参加させていただこうと思った理由
何故、今回参加させていただいたかといえば、タカハシさんの考えてらっしゃることと私が考えていることは、似ている部分がかなりあると感じていたので、一度お話を聞いてみたかった、という一言につきます。
どのような部分が似ていると私がもっとも感じているかというと、プログラマーでない人がプログラミングを学習することは社会的インパクトが大きいと考えている点です。
これをタカハシさんは『「働く」の価値を上げる』と表現なさっています。
ブログからの書籍執筆
タカハシさんの場合、ブログで関連記事を書き始めてから1年数カ月程度、記事数にして60本以上で、書籍の執筆が具体化していったというお話がありました。
それなりのボリュームで類書が存在している分野ならば、ブログを毎日書いていて1年程度で書籍執筆のオファーは来るだろうと私も思います。
ブログ開始から初めての本を出すまで、私のは場合はこだわりが強かったため随分と時間をかけてしまいましたが、執筆オファーはブログ開始から1年も経たないうちに来ました。
本を出したいと思う方は、ブログ続けましょう。
印籠・不労所得・学習効果・影響力
タカハシさんは書籍執筆を頑張る理由として、
- 印籠
- 学習効果
- 不労所得
- 影響力
をあげてらっしゃいます。
お仕事を受注するときに決裁が通りやすくなるなどの効果を得られる印籠だけは、私の場合当てはまらないのかなぁと感じました。受注系のお仕事ほとんど断ってしまうので(ゴメンナサイ)。
学習効果は私も、強く実感しています。
一冊の本という形にするためには、かなりの学習が必要になります。
本を書きながら、著者自身がいろいろなことを考えさせられます。
不労所得は、もちろん印税です。
ただし決して過剰な期待を抱いてはいけません。
影響力は、誰かに影響を与える力です。
アクセス数の多いブログなら、より広い範囲に影響を与えられる可能性もありますけれど、本のほうが深く・濃く・強く影響を与えることになると、私も思います。
パーフェクトVBA(仮題)への期待
タカハシさんは3冊目の書籍を執筆中です。
ここでも、似たようなことを課題としていると感じています。
既存のVBA本は、ひたすら帰納的な学習を強要するものが多いという点です。
タカハシさんは足し算の学習と表現してらっしゃいます。
足し算型で学習しただけでは法則を見出すことができず、結局オブジェクトを取得・操作するコード(オブジェクト式)の文法を理解できていないVBAユーザーが相当なボリュームで存在しています。
そのため私の場合は、ここ数年『Excel VBA講座 オブジェクト式解説編』としてセミナーを開催し、入門書である『いちばんやさしいExcel VBAの教本』ではChapter 8で文法の一部を解説しています。
タカハシさんが現在執筆中のVBA本では、クラスモジュールがかなり早い段階で登場するようで、どのように解説なさるのか、また、オブジェクト指向を学んだけれどオブジェクト指向で書けない問題をどう解決するのか、あたりをとても楽しみにしています!
最終更新日時:2018-11-24 13:44
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