5月24日に、ひとり税理士・井ノ上陽一さん主催の『音声認識入力セミナー』に参加しました。
その続編を、個別コンサルティグの形で、昨日7月11日(木)に受講させていただきました。
ブログの公開までをライブで見せてもらいました
今回の目玉は、ブログの執筆から公開までのライブです。
昨日7月11日のブログ記事「MacでWindowsも使えるのに、MacからWindowsへ変えた理由」を、音声入力して公開するまでを、本当に目の前で見せていただきました。
ありがとうございます!
公開までの流れ
公開までは、ざっくり以下のような流れです。
事前に準備した見出し(h2・h3)の本文部分を音声入力
(ネタを思いついたのは当日の朝だったそうです)
↓
GASを使った自動修正
↓
目視確認しながらの直し
↓
Wordによる確認
↓
公開!
話すスピードは普通
私が音声入力のライブを見たいと感じた理由の1つは、音声入力時の話すスピードがどれくらいなのか知りたかったということにあります。
結論。話すスピードは極めて普通でした。
1つの文を話したあと、音声入力による変換が終わるまでに、少し待つということはありますけれど、個々の文を話すスピード自体は、セミナー等でお話しする井ノ上さんと違いはありません。
開始直後こそ、真横で凝視している私がいることもあってか、緊張が伝わってきましたけれど、数分後には緊張も和らぎ、極めて普通のスピードで音声入力してらっしゃいました。
音声入力後の直しは結構ある
私が音声入力のライブを見たいと感じた、もう1つの大きな理由は、音声入力後にどれくらい修正するのかを実際に見たかったということです。
修正自体はこちらの記事を丹念に読めばわかるのですが、目の前で修正される様子を見るのと、記事から読み取るのではインパクトが違います。
結論。結構な直しが入りました。
句点の挿入、誤変換箇所の修正、言い回しの修正などが行われました。事前にぼんやり想像していたのよりも、多かったと感じます。
もしもGASを使った自動修正がなければ、この直しはもっともっと多かったはずです。
さらに驚いたのは、私と会話しながら、直しを行っていらした点です。
今の私には、誰かと会話をしながら(直前に自分が話したこととはいえ)、テキストデータの修正をできるとは、ちょっと思えません。
著者モードと編集者モード
音声入力時は書籍でいうなら著者のモードで、音声入力されたテキストデータの直しをしている時点は書籍の編集者モードになっていると感じました。
この著者モードと編集者モードが、明確に分離されるのが、音声入力を活用するメリットとしてあるように、私は考え始めています。
一般的なキーボード入力でも、著者モードのときと編集者モードのときがありますが、同じデバイスを使っていることから、この2つのモードは簡単に入れ替わってしまいます。
入れ替わった後の、編集者が厳しい場合には、著者としての自分にブレーキがかかり、入力の手が止まるという事態に陥ることもあります。
音声入力を利用することで、著者と編集者を明確に分離することにつながり、著者にブレーキをかけず自由に語らせることが可能になっているのかもしれません。
これが「より深く書ける」という話に、つながっているのかもしれません。
最終更新日時:2019-07-15 15:27
- Newer:xlrdで全シート名を取得する
- Older:And条件の書き方