「重複したデータを削除したいのですが．．．？」
「Excelで重複を削除してデータをまとめるには、どうすればいいのでしょうか？」
Excelをデータベースソフトとして利用し、データの整理を行っている方からいただく定番中の定番のご質問です。
2003までのExcelでは、フィルタオプションを利用して、重複データの削除ができました。
このニーズは相当あったということなのでしょう。
データベース内の任意の一つのセルを選択
↓
［データ］タブ
−［データツール］グループ
−［重複の削除］ボタンをクリック
↓
［重複の削除］ダイアログで、
削除したいデータの含まれるフィールドのチェックボックスのみOnに
↓
［重複の削除］ダイアログ−［OK］ボタンをクリック
上記の操作を行い、
データの削除が行われると、
「重複する××個の値が見つかり、削除されました。一意の値が○○個残っています。」
というメッセージが表示され、
重複データがなく削除されなかった場合、
「重複する値は見つかりませんでした。」
というメッセージが表示されます。
下図は、timestamp・ip・messageという3つのフィールドを持つデータベースで、上記の操作を行っている途中で、［重複の削除］ダイアログで［OK］ボタンをクリックする前の状態です。
messageフィールドのチェックボックスのみOnとなっているので、この状態で［OK］ボタンをクリックすると、timestampやipが別だったとしても、messageが同じデータ（レコード）は同じとみなして一つにまとめられます。
例えば、ipとmessageが同一のときに削除を行うのならば、ipとmessageのチェックボックスをOnにしてください。timestamp・ip・messageの3つすべてが同一のときに削除するのならば、3つともチェックボックスをOnにしてください。
Excelの嬉しい機能アップ項目の一つです、2007の［重複の削除］コマンド。
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