対象:Excel
Excel 2002以降をお使いの方から、「数式を検索するにはどうすればいいのか?」
というご質問をいただくことがあります。
Excel 2000までは、あまり聞かれることのなかった質問です。
Excel 2002から検索用ダイアログボックスの仕様が変わったからでしょう。
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結論から言えば、特に何もしなくても数式が検索されます。
▼操作方法:検索対象を変更する(Excel 2002以降)
[検索と置換]ダイアログ−[オプション]ボタンをクリック
↓
[検索対象]欄から「数式」「値」「コメント」のいずれかを選択
[検索と置換]ダイアログ−[オプション]ボタンをクリック
↓
[検索対象]欄から「数式」「値」「コメント」のいずれかを選択
Excel 2002の[検索と置換]ダイアログには、Excel 2000までの[検索]ダイアログになかった[オプション]ボタンが追加され、初期状態では[検索対象]欄が非表示になっています。
そのため検索されるのが数式なのか、数式の計算結果(値)なのかが、すぐにはわからなくなっているわけですが、初期状態では検索対象は「数式」です。
ですから例えば[検索する文字列]欄に「IF」と入力して検索すれば、特に意識しなくてもIF関数の入力せれているセルをみつけることができます。
Excel 2000までは[検索]ダイアログと[置換]ダイアログが分かれていたのが、一つのダイアログにまとめられ、タブで切り替えるように仕様変更されています。
そのとき同時に[オプション]ボタンも導入されたわけです。
隠されている部分は多くないので、あえて[オプション]ボタンをつける必要はなかったんじゃないかと感じるのですが、Office XPがリリースされた2001年半ば頃、この[オプション]ボタンのようなインターフェースをMicrosoftは積極的に広めようとしていたのかもしれません。
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