Home » Excel(エクセル)の使い方 » データベース・検索 » (株)抜きで並べ替えをしたい−SUBSTITUTE関数

(株)抜きで並べ替えをしたい−SUBSTITUTE関数

対象:Excel97, Excel2000, Excel2002, Excel2003

Excelは元来表計算ソフトですが、データベース機能もかなり優れています。

それほどデータもないシンプルなデータベースであれば、無理をしてAccessを使うよりも使い慣れたExcelで処理をする方が楽なことも少なくありません。

例えば、取引先の数がそれほど多くないような場合だと、Excelで取引先会社のデータベースを作っておくことも多いでしょう。

そんなときにいただく質問があります。

取引先会社名に「(株)」が入力されていて、並べ替えをしたときに前株の会社が先頭に並んでしまうが「(株)」を無視して会社名でソート(並べ替え)はできないのか、という質問です。

[スポンサードリンク]
こんなときは作業用の列を追加して、その作業用の列に、数式を使って並べ替えに利用するデータを作成します。
▼操作手順:(株)を無視して会社名でソートする
※A1セルからA100セルに会社名が(株)つきで入力されている例
B1セルに「=SUBSTITUTE(A1,"(株)","")」という数式を入力
 ↓
A1セルの会社名から「(株)」が取り除かれた会社名が、B1セルに表示されたことを確認
 ↓
B1セルをB100セルまでコピー
 ↓
B列を使って並べ替えの操作を行う

SUBSTITUTE関数(サブスティチュートかんすう)は、指定された文字を別の文字に置き換えてくれる関数です。

第1引数に元の文字列
第2引数に元の文字
第3引数に新しい文字を指定します。

上の例では、第2引数で「"(株)"」を第3引数で「""」を指定したので、「(株)」が取り除かれたというわけです。

関連語句
並べかえる, ならべかえる, 並び替える, ならびかえる, ソートする, ソーティングする, 株抜き
[スポンサードリンク]

Home » Excel(エクセル)の使い方 » データベース・検索 » (株)抜きで並べ替えをしたい−SUBSTITUTE関数

「データベース・検索」の記事一覧

検索


Copyright © インストラクターのネタ帳 All Rights Reserved.

.