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空白以外のセルに自動的に色をつける

対象:Excel2002, Excel2003

空白ではないセルの背景色を、手作業で変更する操作手順をご紹介しました。

Excelを使い慣れていない方の場合、手作業での操作を行うのは、いたしかたありませんが、Excelをちゃんと使える方が、こんな操作を頻繁に行うのは愚行です。

条件付き書式を設定しましょう。

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実際の設定内容は同じなのですが、条件付き書式は2003までのExcelと、Excel 2007・2010とではユーザーインターフェースが大きく違うため、まずは2003までのExcelで、空白以外のセルに自動的に背景色が変更されるようにする条件付き書式の設定手順をご紹介します。
▼操作手順:空白以外のセルに自動的に色が表示されるようにする
自動的に書式を変更したいセルを選択した状態で
 メニュー[書式]
  −[条件付き書式]をクリック
 ↓
[条件付き書式の設定]ダイアログ
 −[条件1]欄の
  1つ目のコンボボックスで[セルの値が]
  2つ目のコンボボックスで「次の値に等しくない」
   を選択
 ↓
コンボボックスの右のテキストボックスに「=""」と入力
 ↓
[書式]ボタンをクリックして書式を指定
 ↓
[条件付き書式の設定]ダイアログ
 −[条件1]欄
  −[条件が真のときに使用する書式のプレビュー]
    で設定した書式が表示されていることを確認
 ↓
[条件付き書式の設定]ダイアログ
 −[OK]ボタンをクリック

注意すべき点は、条件の指定です。

下図のように、

空白以外のセルに自動的に色をつける

テキストボックスに「""」と入力してしまいがちですが、これではダメです。

通常、「セルの値が」で文字列を指定する場合、例えば、「東京都」「東京都でない」といった条件を指定する場合、下図のようにテキストボックスに「東京都」と入力すると、

空白以外のセルに自動的に色をつける

自動的に下図のような「="東京都"」といった指定にかわっているのです。

空白以外のセルに自動的に色をつける

(この状態を見るためには、一旦[条件付き書式の設定]ダイアログで「東京都」と設定してから、もう一度メニュー[書式]−[条件付き書式]をクリックして[条件付き書式]ダイアログを表示してください。)

通常の文字列の場合、テキストボックスにその文字列を入力してやれば自動的に「=」と「"」が付与されますが、空白や空白でないという指定を行うためには、

空白以外のセルに自動的に色をつける

「=""」と指定してやってください。

最終更新日時:2019-01-02 08:59

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